市では市民生活を守りつつ、将来を見据え未来へ着実に歩みを進めるため、また白井の未来を担う子どもたちの生活を守るため、令和6年度の一般会計当初予算として、213億6,692万7千円という過去最高規模の予算を編成し、議会に提出しました。
主な内容として、大規模な災害の発生に備え、国・県、地域と緊密に連携できるよう総合防災訓練を実施するほか、災害時の情報伝達手段である防災行政無線の通信方法をデジタル化とする更新工事を実施します。さらに、犯罪抑止のため駅前に防犯カメラを設置するなど、市民生活の安全・安心の確保を進めます。
また、子どもが安心して過ごせる居場所を支援するため、子ども食堂や学習支援に取り組む団体への補助制度の新設や、白井第一小学校及び白井第二小学校の生徒の通学における安全性を確保するため、スクールバスを正式に導入します。
さらに、物価高騰の影響により令和6年4月から学校給食費を値上げしますが、保護者の負担軽減を図るため、来年度は値上げ額を市が公費負担するほか、経済的な事情により学びたくても学べない子どもの学習を通塾により支援するなど、子どもの成長のための施策を推進します。
今や日常生活でも欠かせないデジタル技術を活用するため、来年度は市公式LINEの機能拡張や市役所窓口でのキャッシュレス決済サービスの導入などDXを推進して、市民サービスの向上を図ります。
さらに、ゼロカーボンシティを目指し、中学校での脱炭素ワークショップの開催やごみの減量化の推進、市庁舎等で使用する電気の一部を再生可能エネルギー設備で作られた電気にするなど、環境に配慮した取り組みも進めていきます。
この令和6年度予算の概要については、市のホームページにも掲載しており、次号の広報しろいでも詳しい内容をお伝えします。
「ときめきとみどりあふれる快活都市」を掲げた総合計画の達成まで2年となる中、後期基本計画を着実に実践していくとともに、市民の皆様の幸福度の向上を図り、持続的に発展する白井市を築きあげるよう、令和6年度はさらに活力あふれる取り組みを展開してまいります。
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