スポーツ観戦や観劇用に小型の双眼鏡をお持ちの方、一度夜空に向けてみませんか。倍率7倍ほどの双眼鏡で、4月16日(火)の上弦の月を見れば、欠け際のクレーターの形がよくわかります。西の空の木星に向けると、周りにガリレオ衛星が見えることもあります。おうし座のすばるも、かに座のプレセぺ星団も、肉眼で見るよりもずっと多くの星の集まりだとわかります。4月21日(日)に太陽に最も近づくポン・ブルックス彗星も、双眼鏡を使えば日没後の北西の低空に見えるかもしれません。
双眼鏡を両手でしっかり持って、後頭部を壁に着ける、両肘を窓枠に乗せるなどすると、手振れが軽減します。試してみてください。
問合せ:プラネタリウム館
【電話】492-1125
<この記事についてアンケートにご協力ください。>