8月10日(土)、旧暦の七夕(伝統的七夕)の宵に、半月よりも少し細い月がおとめ座の1等星スピカを隠す「スピカ食」が起こります。スピカが月の暗い側に隠されるのが20:24(東京での時刻)で、これは肉眼でも見られそうです。明るい側から現れるのは20:51、こちらは月がまぶしいため、見づらいかもしれません。西の低空が開けた場所で、双眼鏡を使うとより見やすいでしょう。
毎年8月12~14日頃に見られるペルセウス座流星群、今年のピーク予想は8月12日(月)23:00です。真夜中から明け方は月明りもなく好条件です。空の開けた場所で、のんびり流星をお待ちください。
夏は、夜空を見上げる機会も多い季節です。おなじみの夏の大三角やさそり座など、夏の星座たちも見頃です。街灯りのない空なら、織姫と彦星の間に天の川も見えるかもしれません。マナーを守って、安全に星空をお楽しみください。
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