1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合は男性の30~50歳代、女性の40~50歳代で4割以上を占めています。
睡眠の不調・睡眠休養感の低下がある場合は、生活習慣等の改善をはかることが重要ですが、病気が潜んでいる可能性にも留意が必要です。ここでは、ライフステージごとに推奨事項をご紹介します。
■成人
個人差はありますが、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保しましょう。食生活や運動等の生活習慣、寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高めることが大切です。
※睡眠休養感とは、睡眠で休養がとれている感覚のこと。睡眠時間が長くても休まった感覚がないと、心身の健康に影響を及ぼすことがわかっています。
■高齢者
寝床で過ごす時間が長くなると健康リスクになりますので、8時間以上にならないことを目安に、必要な睡眠時間を確保しましょう。食生活や運動等の生活習慣や寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高めることが大切です。長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中は長時間の昼寝を避けて活動的に過ごすことがおすすめです。
■こども
小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間の睡眠時間を確保しましょう。朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり食べ、日中は運動をして夜ふかしの習慣化を避けることが大切です。
問合せ:健康課
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