5年ぶりの渡御 上総十二社祭り

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伝統と文化が衰退していく現代。
地域コミュニティを遠ざける方が多いのではないでしょうか。
そんな中、地域のコミュニケーションの活性化、歴史の継承のため地域を盛り上げようと取り組む方々がそこにはいました。
9月13日に千葉県指定無形民俗文化財「上総十二社祭り」が行われ、5年ぶりに睦沢町の神輿が参加しました。
[岩井]鵜羽神社
[北山田]三之宮神社(大宮、若宮)
[下之郷]玉垣神社(大宮、若宮)
当日は30度を超える暑さの中、多くの方でにぎわい、地域の方々が協力し、玉前神社までの道のりを渡御しました。
しかし、神輿の担ぎ手は近年少なくなり、途中からトラックに乗せるなどの対策を取り、工夫しながら祭りを実行しています。
「祭り」は地域の交流を増やし、経済的な効果ももたらすため、地域の存続にとって大きな存在です。地域の皆さんの力で、次の世代へー。

◆参加者の声
・久しぶりの御神輿で、人数が少ないなか、大変だったけど、すごく盛り上がってよかったかなと思います。
帰り道もあるので、がんばって担ぎたいと思います。
(上市場区から参加)

・初めての参加だったけど、盛り上がってすごく楽しかった。
お父さんの活躍する姿を見てかっこいいなと思った。
また来年もあったら参加したい。
(提灯を持って神輿を先導)

◆三之宮神社総代　酒井さん
上総十二社祭りに三之宮神社として氏子が多く結集していただきました。
この三之宮神社の5年ぶりの神輿渡御は私にとって大成功であります。
これから3年間総代を務めますが力いっぱい歩んでまいります。
むつざわの地元の力を目一杯これからも発揮してまいりますので皆さまよろしくお願いします。