今年1月に発生した能登半島地震では、建物倒壊などの住宅被害が多くみられ、特に昭和56年以前の旧基準で建てられた建物に被害が集中しています。
町では、耐震診断・耐震改修の費用の一部に補助金を交付しています。建物の倒壊などの被害から居住する方を守るため、この度、耐震改修に関する補助限度額を50万円から100万円に拡充しました。
◆睦沢町住宅耐震診断・耐震改修等事業補助金
※昭和56年5月31日以前に着工された旧基準の住宅が対象となります。
◆耐震診断とは
木造住宅の倒壊率は古い住宅ほど高く、老朽化や耐震壁の少なさ、または配置などバランスのわるさが倒壊の要因であるといわれています。
耐震診断は、建物がもつ構造状態を評価し、耐震性能を判定することです。
補助額:
一戸建て住宅(一般診断)
費用の2/3を補助(限度額 8万6千円/戸)
◆耐震改修とは
耐震診断の結果、改修が必要と判断された住宅の補強計画をたて、改修工事を行います。
改修は、基礎・はり・柱・筋かいの補強、耐力壁の増加、屋根の軽量化など様々な方法があります。所有者の要望などを設計者と十分協議して、改修工事を行うものです。
補助額:
住宅(マンションを除く)
改修費用の2/3を補助(限度額 100万円/戸)
問い合わせ:役場産業建設課 建設班
【電話】44-2522
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