芝山町議会議長 小嶋秀樹
新年明けましておめでとうございます。町民の皆さまには、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また、町議会の活動に対しまして、各段のご支援とご協力を賜りましたことに心から感謝し、厚く御礼申し上げます。
令和6年の干支は「辰」です。辰年はあまねく光が平等に降りそそぎ、万物が活力旺盛になって大きく成長し、さまざまな変化が起きる年だそうです。
さて、本町を取り巻く状況は、大きく変化しようとしています。圏央道の開通時期は一旦延期されましたが、空港機能強化は少しずつ目に見える形で始まりました。また一方、人口減少、農地の荒廃、公共施設の統廃合、生活インフラの整備など課題が山積みしています。これら諸問題に対する議会の役割として、「行政の監視機能」とともに、「町民目線による政策の立案機能」が重要だと思っています。
より町民目線に沿った立案を行えるよう、地域活性化や公共福祉の向上のため、議決機関としての責任を果たしてまいります。そして、さまざまな事業や課題に真摯に向き合い、ひとつひとつ誠意をもって取り組み、執行機関と互いに研鑽し合いながら、より暮らしやすい町づくりに努めてまいります。
「ふるさと芝山」が子どもたちの夢を育み、個々の長所を伸ばし、多様性を尊重する、そんな町であるための一助となれる議会を目指します。また、町民の皆さまに町議会の活動をより身近に感じていただくために、議会改革に取り組んでまいります。議員一人一人がその責務を自覚し、一層の資質向上に努めるとともに、議会の改革・活性化に取り組み、皆さまの負託に応えるべく、誠心誠意努力してまいる所存です。本年も議会に対し、町民の皆さまの更なるご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
結びに、令和6年が町民の皆さまにとりまして、希望あふれる、健やかな一年となりますようご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
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