セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度の身体の不調は自分で手当てすること」です。
■取り組み方法
健康診断や人間ドックを受診するなどして自分自身の体の状態を知り、普段から適度な運動・十分な睡眠・バランスの良い食事を心がけ、風邪や腹痛、軽いけがには市販薬(OTC医薬品)を上手に使いましょう。自分で手当てすることで医療機関受診の手間や時間が省けます。
また、一定の条件の下でセルフメディケーション税制による所得控除を受けることができます。対象医薬品の領収書には★印のマークがあるので、確認してみましょう。
※OTC医薬品
薬局やドラッグストアなどで処方せんが無くても購入できる医薬品のことです。
▽ポリファーマシー(多剤服用)とは
単に服用する薬の数が多いことではなく、多くの薬を服用しているために副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。
■なぜ注意が必要なのか
高齢になると病気の数が増えやすく、受診する病院や薬局の数も多くなると薬の数も増えることになります。また内臓の動きが弱くなるため、薬の分解などに時間がかかるようになり、薬の数が増えることで効き過ぎたり、効かなかったり、副作用が出ることがあります。
■医師や薬剤師に相談
薬の追加や変更があった後、いつもと違う症状が気になることはありませんか?(めまいやふらつきなど)気になる症状があっても、勝手に薬をやめたり、減らすのは、病気の悪化や副作用が出る場合があるので、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
■お薬手帳を一冊に
お薬手帳は病院や薬局ごとに分けずに一冊にまとめておきましょう。処方されている薬が分かるため、危険な飲み合わせや薬の重複を避けられます。
問合せ:町民税務課 国保年金係
【電話】77-3913
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