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自治体の皆さまへ

新春のごあいさつ~行政~

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千葉県芝山町

■町制70周年、節目の年まちづくりを空港機能強化とともに
芝山町長 麻生孝之

新年明けましておめでとうございます。町民の皆さまにおかれましては、健やかに輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年を振りかえりますと、年明け早々に能登半島地震が発生し多くの方々が被災され、現在でも避難生活を強いられている方がいらっしゃいます。芝山町からも石川県志賀町へ人的支援を行うため、昨年10月から12月まで職員1名を派遣しておりました。私も現地に足を運び、地元の町長さんや復旧復興に携わっている職員の方と情報交換をしましたが、最低限生活に必要なインフラの復旧は済んでいるようでしたが、復興についてはこれからという印象を受けました。輪島市は、夏の豪雨災害で更にダメージを受け復旧もままならないと伺いました。いつ起きるかわからない地震や、気候変動による豪雨災害等に対応するため、防災・災害対策にしっかりと取り組み、安心安全なまちづくりをさらに進めて参ります。
昨年の7月1日には、鹿児島県奄美市と「空港で結ぶ友好都市」の協定を締結しました。平成26年7月の格安航空の就航を契機に10年間で中学生の自然体験、はにわ祭り、各種イベントなど交流を深めてまいりました。成田空港を利用して今後も更に交流を活発に行い、多くの皆さんに行き来してもらえる事を期待いたします。
成田空港においては、同じく7月に旅客ターミナルや物流機能の集約などを盛り込んだ「新しい成田空港構想」とりまとめ2.0が発表され、旅客ターミナル、貨物施設、空港アクセス、地域共生・まちづくりの4項目について目指すべき方向性が示されました。引き続き、空港の施設整備が芝山町にとってプラスの効果を十分に享受できるよう努めてまいります。
まちづくりも順調に進んでおり、川津場地区の移転代替地も完成して譲渡が始まっております。隣接する住宅拠点整備も来年度中には住宅建設に着手できる予定です。千代田地区は、空港のワンターミナル化を視野に入れ空港会社と引き続き協議を進め、更には民間活力も活用し地域にメリットがあるまちづくりを検討していきます。小池地区は、来年度中に土地区画整理事業の認可取得に入ります。
簡易水道事業は、浄水場施設の整備に取り掛かり、管路整備においては先ずは菱田地区方面に向かって引き続き工事を進めてまいります。
公共交通事業は、あいあいタクシーが4月から成田国際医療福祉大学病院への乗り入れが開始します。
中長期的な施策も、少しずつではありますが前に進んでおります。しかし、日々、目の前にある課題もございます。「一つ一つ丁寧に」を常に心掛け、安心して暮らせる町政運営を職員一丸となって取り組んでまいります。
さらに、本年、芝山町は町制施行70周年を迎え、4月より記念事業も予定しております。本町の発展のためにご尽力をされてきた方々に対し、心から敬意を表し感謝を申し上げるとともに、皆様とお祝いできることを楽しみにしております。
結びに令和7年が実り多き1年となるよう願うとともに、皆さまの幸せと芝山町の明るい未来を祈念して、新年の挨拶とさせていただきます。

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