消費生活センターだより

43／54

■想定外の高額請求　トイレ修理トラブルに注意!

事例：
トイレが詰まったので、インターネットの検索結果に表示された「修理〇百円～」と記載があった業者に依頼した。
はじめはポンプを使用し、作業していたが、改善しないので、ドリルを使用して詰まった異物を粉砕することになった。
業者から修理にあたり「通常50万円だが、半額にする」と言われ了承し、詰まりは解消した。
手持ちの現金がなく、翌日に支払うと伝えたがダメだと言われ、ATMで引き出して支払った。
後日、不審に思って別の業者に聞いたら、ありえないほど高額だと言われた。返金を求められないか。

アドバイス：
・「広告に表示された料金で作業できるとは限りません。広告の料金を鵜呑みにせず、依頼する前に、作業内容や料金を確認しましょう。また、作業後でも、請求金額や作業内容に納得できない時は、その場での支払いは避け、納得できる金額を話し合いましょう。想定外の高額な作業を提案された場合は、作業を断ることもトラブルを回避する選択肢です。
・広告表示額と請求額が大きく異なる場合は、クーリング・オフができる可能性もあります。
・緊急時に備えて、日頃から地域の工務店で、トイレ修理の相場などを調べておきましょう。

問合せ：消費生活センター
【電話】62-3134
祝日を除く月〜金曜日　9：00〜12：00　13：00〜16：00
市役所　旧館1階第一相談室
※8月7日(月)～北庁舎1階に移転。