■“増えています”中古車の売却トラブルに注意!
◇事例1
一括査定サイトで中古車の査定を依頼したところ、200万円と提示されたので契約したが、他社と比較するために1時間後にキャンセルを申し出たら、キャンセル料として40万円を請求された。契約書に記載している通りだとして損害の明細を示さないので、支払いたくない。
◇事例2
車を売却するために店舗に出向き、バンパーをぶつけられた際の修復歴を伝えたうえで査定を依頼し、提示額で契約したが、オークションに出したら事故車扱いになったとして、30万円減額された。契約通りの金額を支払ってほしい。
◇アドバイス
・車の売却には「クーリング・オフ」は適用されません。複数の事業者の査定額を比較し、検討しましょう。また、査定時に「今日なら高く買い取る」と契約を急かされたり、訪問時に帰ってくれずに強引な売却を迫られたりしても、その場での契約は避けましょう。
・契約後は、原則として契約書の内容に従うことになります。キャンセル料や発生時期を確認してから、署名しましょう。
・修復歴や事故歴を適切に告げていた場合、契約後に修復歴を理由とした解約や減額には、応じる必要はありません。
・(一社)日本自動車購入協会では、モデル約款の策定や消費者相談窓口が設置されており、トラブルになった場合に相談ができます(【フリーダイヤル】0120-93-4595(平日9:00~17:00))。
問合せ:消費生活センター
【電話】62-3134
祝日を除く月~金曜日9:00~12:00、13:00~16:00
市役所 北庁舎1階相談室
<この記事についてアンケートにご協力ください。>