廃棄物の不法投棄や、残土の違法埋立てによるトラブルの責任と処理費用は、行為者だけでなく、土地所有者にもおよびます。犯行の手口や被害の実態を把握し、土地を適切に管理することが大切です。
■悪質な手口の例
・金銭と甘い言葉で、土地利用の同意を得ようとする。
・法律や手続きを無視して、廃棄物・残土を搬入する。
・問題が起きると、連絡がとれなくなる。
■被害の実態
・太陽光発電施設を作るためと言われて埋立てに同意したら、無許可で残土の山にされた。
・資材置場と言われて土地を貸したら、廃棄物が搬入された。
・遊休地に、いつのまにか不法投棄された。
■対策
・うまい話があっても、安易に土地を貸さない。
・土地を貸す際は、必要な許可を取っているか確認する。
・不明な点は、書面で提出を求める。
・遊休地を巡回し、柵を設置するなどの管理を行う。
問合せ:
・袖ケ浦市 廃棄物対策課(袖ケ浦クリーンセンター内)【電話】63-1881【FAX】62-2820
・産廃残土県民ダイヤル(産廃110番/24時間毎日対応)【電話】043-223-3801
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