消費生活センターだより

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■美容医療サービスのトラブルに注意!即日の施術を避け、リスクなどを確認しましょう
◇事例
「二重まぶたの施術が1日で可能、施術当日に化粧ができる」というSNS広告を見て、カウンセリングを申し込んだ。
クリニックでカウンセラーから「腫れない施術なら50万円。一緒に目の下の脂肪吸引もやると良い。モニター契約にすれば安い。」などと勧められ、総額90万円の契約を結び、クレジット契約で分割払いにした。カウンセリングの後に、手術室で初めて医師と対面したが、リスク説明はなかった。
「腫れない」と聞いていたのに、術後1週間経っても腫れが引かず、仕事を休むことになった。クリニックは様子を見るように言うだけで、症状を見ようともしない。説明と違うので、全額返金してほしい。

◇アドバイス
・美容目的の施術は多くの場合、緊急性を伴うものではありません。「今日、契約・施術をすればモニター契約として料金を割り引く」などと急かされても、医師から施術内容や料金、解約条件、効果に個人差があることなどを確認し、その場での安易な契約・施術を避けることも、トラブル回避の方法です。
・美容医療では、副作用やリスクが全くないわけではありません。施術の効果やメリットだけでなく、医師から副作用・リスクなど十分な説明を受けた上で、施術を受けるかどうかを判断することが重要です。
・クレジット契約をすると、分割手数料を含めた総額が高額になるケースがあります。必要な契約かどうか慎重に見極め、断る場合は、はっきりと「契約しない」との意思を伝えましょう。

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