特集「羽ばたけ、世界へ。」

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■ゴルフ世界大会出場　髙浦維吹
◇ゴルフが好き!
僕が初めてゴルフに触れたのは、2歳の頃でした。父が趣味でやっていたゴルフの練習に連れて行ってもらい、短く切った父のゴルフクラブで打ったことが始まりです。
その後、練習を重ねて小学1年生の時に、初めて大会に出場しました。結果は散々でしたが、「いつか勝つぞ!」と負けず嫌いに火がつき、それが今に繋がっています(笑)。
ゴルフは、気候やコースの形状など、いろいろなことを考えて打てるので、自分一人で何でもできるところが好きです。

◇週6でゴルフ、辞めたいと思ったことはない
平日は、アネックスゴルフさん(市原市)で放課後に2時間みっちり練習をします。父にアドバイスしてもらったことを意識して、とにかくたくさん打っています。帰宅後は、家の中でパターの練習をしてから寝るのがルーティンです。
休日は、弟と一緒にコースを周るか、練習ラウンドなどでコースを回ることが多いです。関東ゴルフ連盟の強化選手に選ばれている関係から、カメリアヒルズさん(袖ケ浦市)に練習環境を提供していただき、よく使わせてもらっています。市内なので家から近く、またプロの大会も行っている環境で練習をさせてもらえることは、とてもありがたいです。
ゴルフにたくさん触れていると、練習で言われたことができなかったり、上手くいかなかったりと、楽しくない時ももちろんあります。ただ、辞めたいと思ったことは一度もありません。悩んだり、苦しかったりする時は、初心に戻って一度リセットするようにしています。

◇悲願の初優勝、初めての世界大会
4月に行われた「PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会　東日本決勝大会」で初優勝を果たし、7月にアメリカで行われる「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」の出場権を獲得しました。優勝した瞬間は、初日を終えて1位タイが4人並んでいたこともあり、「嬉しい」よりも、上手い選手達の中で勝てたという「安心」の気持ちの方が大きかったです。
ゴルフの大会は、アメリカ基準でカテゴリーが分かれるため、7月時点の年齢で出場区分が異なります。僕は5月生まれなので、1学年上の選手たちと競うことが多く、優勝するのに8年もかかってしまいました(笑)。
「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」は、僕にとって初めての世界大会です。芝や気候、現地の雰囲気など、日本と異なることが多いので、まずは環境に合わせられるように頑張りたいです。また、日本代表として出場するからには、いいスコアを目指して優勝を狙います!

◇将来の夢は海外メジャーで優勝
将来の夢は、憧れの松山英樹選手の後に続いて、マスターズをはじめとした海外メジャー(ゴルフの大会の中で最も権威のある大会)で優勝することです。夢を叶られるように、まずは「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」に向けて頑張ります!

▽プロフィール
昭和中学校　2年生。
好きな食べ物はお祝いの時に家族と行く焼肉で、趣味はゴルフのパッティングに繋がるかもしれないと思って始めたビリヤード。
好きなクラブ・得意なクラブは、7番アイアン(1番練習しているクラブだから)。
主な成績(2024年)：
・JCGツアー仁泉指導会カップ　優勝
・世界ジュニアゴルフ選手権日本選抜大会　東日本決勝　優勝
・千葉県ジュニア選手権　優勝