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自治体の皆さまへ

特集「笑顔の集まる場所。」(2)

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千葉県袖ケ浦市

◆子ども食堂いずみあん
◇代表の阿部さんご夫婦にお話を聞きました
「子ども食堂いずみあん」は、以前と比べて地域の繋がりが薄くなってきている今、地域交流の場になれたらという想いから開設しました。同じ想いをもつ仲間と一緒に運営していますが、たくさんの方からの寄附や協力に、助けられ支えられています。
いずみあんにいらっしゃる方は、お子さんからご高齢の方です。子どもと高齢者がお話をすることで、地域の結びつきを強め、活性化にも繋がっています。皆さんから「話し相手がいて楽しい」「美味しかったからまた来るね」と言ってもらい、またリピーターの方が増えてきているので、当初の目的だった「地域交流の場」になりつつあることが、とても嬉しいですね。「こども食堂」と言ってはいますが、年齢に限らず、たくさんの方が集える場所でありたいと思っています。
今後も、いつもの場所で、いつものメンバーで、みんなで食事を楽しむことができる場所であり続けられるように、活動をしていきたいです。

▽Information
開催日時:※変更あり。
第3日曜日 午前11時30分~午後1時30分
開催場所:長浦交流センター(長浦公民館)
対象:どなたでも
料金:
・大人…300円
・こども…100円
※詳細は、SNSをご確認ください。

◆こども食堂リリー
◇代表の山口 和子さんにお話を聞きました
「食事を通して地域の中に安心できる居場所をつくりたい」という想いで、昨年の秋に開設しました。
開設から約33カ月が経ち、現在はお子さんから高齢の方まで、幅広い年代の方がいらっしゃいます。開設した時には、どんな方でも気軽に足を運んでもらい、さまざまな世代がワイワイと集える場所になっていけたらいいなと思っていたので、嬉しいですね。
ボランティアの確保や食材の調達など、大変なことは多々ありましたが、小さなお子さんを持つお母さんから「自分でごはんを作らなくていいから、身体も気持ちもすごく楽になった。平日の夕方にこんなにゆっくりできたのは久しぶりで来てよかった。」と言ってもらえたことや、たくさんの方たちと触れ合えることに、とてもやりがいを感じています。
今後も「地域の中の安心できる居場所」となれるように、活動していきたいですね。また「お楽しみコーナー」を企画し、「聞きたい!知りたい!健康な毎日を送るには!」をテーマに開催しましたが、来季は「昔のあそび」をテーマに行う予定です。そのコンテンツも充実させていきたいです。

▽Information
開催日時:毎月1回(第2または第3木曜日)午後5時~7時
開催場所:奈良輪会館(奈良輪972-1)
対象:どなたでも
料金:
・18歳以上…300円
・こども…無料
※詳細は、ホームページをご確認ください。

■〔こども食堂を支える地域の食糧庫〕かずさフードバンク てとて
◇フードバンクは食糧庫であり、支え合いの場
昨年開設した「かずさフードバンクてとて」では、企業や地域の方などから寄附していただいた食料をお預かりし、市原~富津までの5市のこども食堂に分配する活動をしています。
フードバンクの活動の形はさまざまで、食料を家庭へ直接配送する団体もありますが、「てとて」では名前の通り、フードバンクからこども食堂へ、こども食堂から家庭へと、お互いの顔が見える「手渡し」での支援をしています。
現在は、企業からの寄附がメインですが、皆さんにも、フードドライブといって、自宅に眠っている缶詰やお中元でもらった食品など、家にあるけれど使わない食材を、期限が切れる前に寄附していただけたら嬉しいですね。
今後は、各市に寄附用ボックスを設置したいと思っていて、今は設置場所を探しています。こうした助け合いの取組みが、広まっていってほしいです。

▽Information
開設日時:
・第2水曜日 午前9時~正午
・最終日曜日 午前9時~正午
場所:神納1030
※寄附は、電話またはInstagramのDMからお問い合わせください。

問合せ:かずさフードバンク てとて
【電話】050-3628-0141

■〔みなさんからのささえ愛(あい)〕寄附へのご協力をお願いします
◆今日からできる!フードドライブ
「フードドライブ」とは、家で余っている食品を寄附する取組みのことで、寄附された食品は、こども食堂や生活に困っている方などに分配されます。食品ロスを減らす取組みとしても注目されていて、その活動は全国に広がっています。
※市では、年に一回フードドライブの取組みを行っています。行う際には、市ホームページなどでお知らせします。

◆寄附した団体の声
◇百目木営農組合 宗政 恒興さん
こども食堂で使用するお米が足りなくて困っていることを聞き、組合でストックしていた予備のコシヒカリ4袋(120kg)をすぐに寄附しました。
元々、社会福祉協議会や児童養護施設などにも、お米や野菜を寄附していたので、作っているものが少しでも役に立って、社会貢献できたらという想いもありました。
今後も機会があれば、こうした活動を続けていきたいと思っています。

◇JERA袖ケ浦火力発電所さま
「フードドライブ」の取組みを知り、会社の社会貢献活動方針である「地域社会とともに持続的な発展を目指す」にもあてはまると考え、賛同しました。
袖ケ浦火力発電所だけでなく、近隣の事業所にも声をかけ、50名の社員から375点の寄附を集めました。今後も同様の取組みを行う際には、継続的に協力したいと思っています。

問合せ:地域福祉課
【電話】62-3157【FAX】62-3165

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