■昭和から平成前期の銚子を鮮やかな筆致で記した歴史書「続銚子市史」販売中
・(1)から(4)4巻セット…10,476円
・(4)のみ…5,447円
(1)昭和前期
(2)・(3)昭和後期
(4)昭和から平成へ
◇「銚子の地名の由来」ちょっと試し読み
神社の祭事では、夏の大祭が最も盛大だった。海上八幡宮の外川御幸は隔年開催された。松岸の宇賀神社と本城の天御中神社が供奉し、御輿が3基そろって銚子の町を渡御した。小学校では授業を半日で終わらせるところもあったという。
銚子の祭りの特色は、豪快と言うべきか、あるいは乱暴と言うべきか、御輿の独特な担ぎ方とヨーイヨヤサという掛声にあった。
松岸では氏神の宇賀神社の例祭の翌日、神納という行事をすませた後、利根川に遊山舟を出して、関係者を慰労する習慣があった。(遊山舟というのは、天馬舟に鳴り物を積んで、囃子を奏でながら川を下る舟)。
他郷ならずとも夏の夕べ、利根川の川面を流れてくる囃子の音は情緒豊かに感じられた。(続銚子市史I「祭りと縁日」より)
問い合わせ:秘書広報課
【電話】24-8823
<この記事についてアンケートにご協力ください。>