■あと4年 銚子市沖洋上風力発電
着床式洋上風力発電(注釈)
40.3万kW(1.3万kW×31基)
(注釈)風車の基礎を海底に固定して設置する方法
2028年9月運転開始予定
榊建志
銚子市出身。2022年4月に銚子市地域おこし協力隊(地域再エネ活用)に就任。現在、C-COWS(銚子共同事業オフショアウインドサービス銚子市漁業協同組合、銚子商工会議所、銚子市の3者で設立)で、エンジニアの確保・育成、トレーニングセンターの設置検討や、視察受け入れ事業を担っている。
◇未来への舵取りの潤滑油に
「一番大切なことは、みんなの意見を引き出し、一丸となって同じ方向を目指すこと」
榊さんは、銚子市・銚子漁業協同組合・銚子商工会議所の3者の意見をとりまとめる潤滑油の役割を果たすべく活動を進めている。
「台湾の洋上風力施設の視察は、各団体同士が同じ目標に向かい理解を深めることができた貴重な体験となりました。」
洋上風力発電事業の先進市である銚子市への視察受入も榊さんが調整を担当している。令和5年度は11月末までに11団体約260人の視察を受け入れた。新たな人の流れも生まれている。
座右の銘は「日日是好日」。毎日の積み重ねが各団体の関係性を築き、同じ方向を向いて進んでいければ良いと考えている。
「日本初、一般海域での洋上風力発電をきっかけに、銚子市が輝けるように」
■榊さんの取組
(1)エンジニアの確保・育成
(2)トレーニングセンター(風力発電施設従事者がトレーニングする施設)の設置検討
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