■〜子どもの健康づくりは生活リズムから〜成長の鍵「早寝・早起き・朝ごはん」
◆成長発達の基本は生活リズム
朝、起きると目覚めのホルモンが働いて胃腸が動き始めます。また、毎日決まった時間に朝食を食べることで、消化吸収能力が高まります。
夜は成長ホルモンが盛んに分泌されます。成長ホルモンは、骨や筋肉、脳、神経等を育てる働きをしています。成長ホルモンは午後8時くらいから出始め、午前1時頃がピークになります。午後8時には、電気を消して暗く静かな環境を作り、眠りにつかせることが体の成長を支えます。
◆成長とともに遅くなる就寝時間
「寝る子は育つ」と言われるように、睡眠は子どもの心と体の成長にとってとても大切なものです。就寝時間が遅いと、朝食の欠食や集中力の低下などを招き日常生活にさまざまな影響が出ます。早寝、早起きの習慣をつけましょう。
◇子どもの就寝時間
21時以降に寝る子どもの割合は3歳6カ月で51.8%と、年齢とともに遅くなっている
(出典:令和4年度「伊達市乳幼児健診」)
◇就寝時間の遅さが招く悪影響
・朝食の欠食
・集中力、記憶力、思考力の低下
・免疫力の低下
・肥満や生活習慣病
■朝ごはん効果は絶大
朝ごはんを食べることが、元気な心と体を作ります。
文部科学省の調査では、毎日朝食を食べる子どもは、学力調査の平均正答が高い傾向がありました。朝ごはんを毎日食べる習慣をつけることから始めましょう。
◇朝食の摂取と学力調査正答率
(出典:令和3年度「全国学力・学習状況調査」より抜粋)
◆忙しい朝は お助け食材で栄養価アップ!
ご飯やパンと組み合わせて必要な栄養を摂取しましょう!
・納豆
・ツナ缶
・牛乳
・チーズ
・加熱した卵
■幼児期からの食事が体づくりの土台
朝ごはんには、ご飯などの穀類と肉や魚などのたんぱく質、野菜類が必要です。子どもの成長を支えるためには、一日三回の食事が基本です。
お菓子やジュースなどには、糖分が多く含まれます。糖分の多い食べ物や飲み物で間食が多くなると次の食事がとれなくなり、必要な栄養が偏ります。間食は食事でとり切れない栄養補給なので、牛乳と果物がおすすめです。
■子どもの健やかな成長を支援
市では、お子さんの健やかな成長のために、乳幼児健診や相談会などの機会に、栄養士が相談を受けています。
個別に相談を受けますので、お気軽にご連絡ください。
◇栄養相談会
・平日8時30分〜17時15分
・随時受付(要予約)【電話】576-3510
■こんなとこにも健幸都市-vol.3-
健幸都市実現に向けたさまざまな取り組みを紹介する新コーナーです。
◇気軽に健幸づくり
市民の皆さんが気軽に適度な運動ができるよう市内各所に健康器具を設置しています。市役所前にも設置しておりますので、健康維持の手助けにぜひご利用ください。
■イベント
◇楽しく歩く!いきいきウォーキング
自然を楽しみながら、気持ちよく体を動かしましょう!初心者も大歓迎です。
対象:市内在住者
料金:無料
申込み:不要
持ち物・必要なもの:タオル、飲み物、雨具(雨天時)
その他:内容を変更・中止する場合はホームページでお知らせします。
参加前に自宅で検温してください。
※開始10分前に集合
問合せ:健幸都市づくり課元気づくり係
【電話】575-1148
問合せ:健康推進課地域母子係
【電話】576-3510
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