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介護通信 福寿草

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千葉県鋸南町

■鋸南町の認知症の現状
町では、介護予防を目的に「笑って楽しく頭と身体を動かす会」や「泉の会・笑がおの会・じねんじょの会」という介護予防教室を開催しています。多くの皆さんが参加していますが、現在、鋸南町では認知症高齢者の日常生活自立度2.a以上(たびたび道に迷う、買物や金銭管理にミスが目立つ程度)の方が、約270人います。
認知症高齢者は、県全体で令和2年の約30万人から、令和22年には約46万人に増加すると推計されています。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる令和7年には高齢者の5人に1人が認知症になると見込まれています。
出典:「千葉県版認知症サポーター養成講座テキスト」

■鋸南町の認知症の方を支援する取組
▽1.認知症について学ぶ
(1)研修・講演会
・認知症専門医療機関の医師による講演会
・認知症介護経験者との座談会
・認知症ケア専門士による介護技術の講話
※開催日時が決定次第、町報でお知らせします。

(2)認知症サポーター養成講座
認知症サポーターは、皆さんが認知症を正しく理解し、認知症の方やその家族を温かく見守り支援する役割を果たします。講座修了者には「オレンジリング」を配布します。

▽2.認知症の方、その家族が集う場所
「オレンジカフェ たんぽぽ」(毎月第三水曜日 ボランティアセンター)
介護者の負担を軽減するため、認知症の方やその家族、地域住民が集える場所で、専門家に悩みごとの相談や世間話などができるコミュニケーションの場であり、お互いを理解し合う場です。

▽3.認知症高齢者見守りシールの交付
このシールは、認知症による徘徊行動などで行方不明になった方を早期発見するため、発見者と家族がインターネット上で安否情報を共有できる保護情報共有サービスです。事前に対象者の衣服や持ち物に「見守りシール」を貼ることで、万が一、行方不明になった際に、発見者がシールのQRコードを読み取るとご家族へメールが届きます。無料で利用できますので、交付を希望される方はお問い合わせください。

問合せ先:地域包括支援センター
【電話】50-1172

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