■摂ろう!たんぱく 減らそう!塩
●日本人はたんぱく質不足
たんぱく質は血管や筋肉等を作る材料となりますが、近年の日本人の平均摂取量は戦後の食糧難の時代と同水準であり、平均摂取量が男性は目標量に達しておらず、女性は20~30歳代、50歳代で不足していると言われています。
病気にならないために成人に最低限必要な1日のたんぱく質の摂取量は、男性が65g、女性が50gとされています。
▽朝食に「ちょい足し」がお勧めです!
卵1個(50g)…6.1g
牛乳(200ml)…6.8g
木綿豆腐1/2丁(150g)…10.5g
納豆1パック(50g)…8.3g
鶏のささみ(100g)…23.9g
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)より
●塩分の摂り過ぎに注意
塩は身体の水分や血液の量を維持しており、多すぎても少なすぎてもいけません。
日本人の塩の摂取量は1日当たり約10gで、他国と比較し大きく上回っています。
塩の摂り過ぎは、血圧を上昇させ、高血圧が続くと血管が傷つき、動脈硬化や心臓、腎臓、脳等の臓器に影響を及ぼします。
高血圧を予防するために、1日の塩分量を男性は7.5g、女性は6.5g未満にしましょう!
▽食品成分表示を活用しましょう!
「食塩相当量」を見ると、その食品を食べた時にどれくらいの食塩をとるかわかります。
栄養成分表示1袋当たり
エネルギー…●●kcal
たんぱく質…▲▲g
脂質…♦♦g
炭水化物…■■g
食塩相当量…★★g
▽1日の塩の摂取量(g/日)
出典:厚生労働省健康課栄養指導室資料
町では、各種事業の折りに無料で、尿検査による推定食塩摂取量の測定を実施しています。
測定をご希望の方はご相談ください。
問合せ先:保健福祉課健康推進室
【電話】55-1002
<この記事についてアンケートにご協力ください。>