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地域おこし協力隊コラム

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千葉県鋸南町

■イノシシの出没数が増加〜町中でイノシシと遭遇してしまったら〜
地域おこし協力隊 小池貴久

ここ最近、クマやイノシシの被害に関する報道が多いですね。千葉県でクマの生息は確認されていませんが、イノシシは何年も前から被害対策をしているものの、数が減る気配がありません。イノシシの生態と、遭遇してしまった場合について簡単に説明します。

▽イノシシは山に住んでいて夜行性?
昨年末に近隣の飲食店で「イノシシは山に帰る」、「夜行性だから昼間は出てこない」といった会話を耳にしました。残念ながら両者とも違います。イノシシはもともと平地の動物。人間が土地開発を進めた結果、山際に追いやられただけです。それと夜行性ではなく昼行性。視力は人間の高齢者レベルで、発達した嗅覚を頼りに生活しています。

▽イノシシはすぐに襲ってくるのか?
故意に驚かす、群れで子どもを連れている、知らない場所に迷い込むなど、興奮状態に無ければ襲ってくることはほとんどありません。もし遭遇した場合は、素知らぬふりをして、背を向けずに後退して距離を置くようにすれば追いかけてきません。

耕作放棄地や荒地の整備、規格外野菜やペットの餌を放置しないなど、イノシシを引き寄せないようにしましょう。

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