町では、各世帯に防災行政無線の戸別受信機を無料で貸与しています。希望全戸に無料で貸与している自治体は、そう多くはありません。これは、災害時の避難に情報は極めて重要であるとの考えで行われている施策です。
この受信機ですが、正常に使われていますか?町では、朝の六時五十五分、昼の十一時五十五分、そして夕方の四時五十五分にそれぞれ放送を行っています。これは、時報ではなく、機器が正常に作動しているかを確認するための点検です。もし、聞こえないようなら、点検等が必要です。
正面の「AC」と書いてある緑色のランプが点滅している場合は、安定して電波を受信できていないので以下のことを確認してみてください。
1.アンテナを全部伸ばしてください。
2.アンテナを伸ばす方向を変えてみてください。
3.周辺にノイズを発生させる電化製品はありませんか?
4.窓側や、鋸山方向に置いてみてください。
最近は、電化製品による影響の例が多いです。携帯電話の充電器のように交流・直流を変換する機械はノイズを発生させます。また、太陽光発電のパワーコンバーターが原因で、周辺に電波障害を起こしている場合もありますので、設置を検討されている方は、機器の特性等を業者に確認してください。
ノイズ以外の状況で、電波が屋内で受信できない場合は、事前調査を行ったうえで別に屋外アンテナを設置する工事もできます。どうしても、受信できない場合は、役場や自主防災組織・自治会にご連絡ください。
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