■地方応援隊とは
国土交通省と農林水産省では、若手職員が過疎地域や半島など条件不利地域の小規模自治体で課題解決に取り組む「地方応援隊」の活動を実施し、これまで20道県の42市町村で両省職員約130人が隊員として活動しています。
隊員の活動期間は2年間で、月に1回程度のオンライン会議と年数回の現地訪問を通して地域課題の整理や解決策の提案を行います。町では、関係人口や定住人口の増加に向けて、公共交通や定住促進など新たな地域振興のアイデアを求めようと本制度に応募しました。
■活動状況
5月から2回のオンライン会議を経て7月18日・19日の2日間で町を訪れ、鋸山、元名採石場跡地、都市交流施設・道の駅保田小学校などを視察しました。都市交流施設では、15年ほど前に移住して農業に従事する白田誠治さん(元名)に移住した経緯や営農の状況、町に期待することなどをインタビューしました。
視察を終えた国土交通省の天沼さんは「鋸南町の多面的な魅力や抱えている実情を沢山知ることができました。私も氏家さんも、業務に関してだけではなく、あらゆる形で鋸南町に関わっていきたいと感じられる出張だった。」と話しました。
今後、隊員から視察結果を踏まえて、町の課題とその解決に向けて提案を行い、町と協働で具体的な取り組みを検討していきます。
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