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自治体の皆さまへ

介護通信 福寿草

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千葉県鋸南町

■講演会を開催
11月8日に亀田総合病院リハビリテーション事業管理部長の村永信吾先生から、「筋力・バランス感覚を鍛えましょう」をテーマにご講演いただきました。参加者からは「今ここからでも、自身の体をよりよく変えることができる、とあらためて認識することができました」とのお声を聞き、大変好評でした。

●ポイント
▽1.「歩く速さ」は、人生100年時代における健康寿命のバローメータである
歩行速度が0.1m/秒早くなる毎に死亡リスクは12%低下(米ピッツバーグ大学研究)します。姿勢を正し、歩幅「2歩で自身の身長を超えること」を意識してみましょう。
※今一度自身の歩く速さ、歩幅、姿勢について振り返ってみましょう。

▽2.ロコモティブシンドロームになっていませんか
ロコモティブシンドロームとは、運動器の機能が低下し、歩く・立つといったLocomotive(移動機能)に障害が生じている状態(通称ロコモ)のことです。

[7つのロコチェック]
(1)片足で靴下が履けない
(2)家の中でつまづく、すべる
(3)階段を上がるのに手すりが必要
(4)掃除機の使用や布団の上げ下げがつらい
(5)2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難
(6)15分くらい続けて歩く事ができない
(7)横断歩道を青信号で渡りきれない
※ロコチェックに該当する方は、ロコモに対する早期対応が必要です。

▽3.日頃のメンテナンスが長持ちの秘訣です
筋肉は何歳になっても使えば強く太くなります。

[仕事や家事の合間に体操を行いましょう]
(1)スクワット…膝が前に出ない正しい姿勢で行いましょう。
(2)片足立ち…壁や机につかまり、床につかない程度に片足を浮かせましょう。
(3)下肢挙上…仰向けになり、膝を伸ばした状態で足をゆっくり持ち上げ、ゆっくりおろしましょう。
(4)ロコトレプラス…
・踵上げ(壁や机につかまり、ゆっくり踵を持ち上げ、その後ゆっくりおろす)
・フロントラウンジ(椅子の横に立ち、前方に出した足を90度程度曲げ腰を沈める)
※体操のあとはしっかりとストレッチを行いケアすることが重要です。

上記の体操・ストレッチや介護予防教室にご興味のある方は、地域包括支援センターまでお問い合わせください。

■講演会のご案内
知っておきたい!認知症~最新の治療や予防について~
認知症は誰にでも起こりえる病気です。さまざまな研究が進んできており、最新の治療法や予防を知る良い機会ですので、ぜひご参加ください。

日時:1月31日(金)午後1時30分~3時
会場:保健福祉総合センター「すこやか」
内容:「知っておきたい!認知症~最新の治療や予防について~」
講師:千葉県認知症疾患医療センター長 東条メンタルホスピタル 院長 金井重人氏

申込み・問合せ先:地域包括支援センター
【電話】50-1173

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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