■不眠、不安、ストレス等で悩んでいませんか?
近年、こころの病気になる人は増え、厚生労働省の調査によると600万人以上に及んでいます。
・病気別ではうつ病が最も多く、続いて、ストレス関連の適応障害等となっています。
・うつ病と適応障害はどちらも、気分の落ち込み、不安、不眠等、心や身体に様々な症状を引き起こします。うつ病と適応障害は表面上の症状が似ていますが、全く異なる病気で治療法も異なります。
・こころの病気は誰にでも起こりうる身近な病気で、身体の病気と同じように早期発見・早期対応が大切です。気になる症状が長く続く時は専門機関に相談しましょう。
●うつ病と適応障害の特徴
▽うつ病
原因:ストレスがなくても発症することがある
症状:ストレスから離れても症状が持続し、朝に悪化する
治療方針:
・抗うつ薬による薬物療法
・休養・環境調整
・精神療法
▽適応障害
原因:ストレス(環境の変化、人間関係のトラブル等)がある
症状:ストレスから離れると症状が改善する
治療方針:
・環境調整(ストレスを取り除き症状の改善を目指す)
・不眠や抑うつが強い場合は薬物療法、精神療法
3月9日(日)午前10時から、中央公民館で精神科医師による「こころの健康講座」を開催します。ぜひ、ご参加ください。
問合せ先:保健福祉課健康推進室
【電話】55-1002
<この記事についてアンケートにご協力ください。>