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自治体の皆さまへ

令和5年度 施政方針〔2〕

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千葉県長南町

(3)「自然と調和した暮らしやすいまち」
ガス事業では、「安全と安心を最優先」をテーマに、安定供給を将来にわたり継続し、昨今のエネルギー価格が高騰する中、安くて魅力的なガス料金を維持し、安全で快適な生活に貢献してまいります。
持続可能な循環型社会の推進については、住宅用省エネルギー事業として、家庭用蓄電池システムと電気自動車およびプラグインハイブリッド自動車の購入に対して支援してまいります。また、温室効果ガス削減に向け、令和5年度から新たに『わが家のエコ電補助金』を創設し、ご家庭における照明器具等のLED化を図り、電力使用量の削減を支援してまいります。

(4)「だれもが健康で元気に暮らせるまち」
児童福祉では、保育所・幼稚園の利用料無償化を引き続き行い、子育て世帯の経済的な負担軽減を図るなど、子育てのしやすい町となるよう努めてまいります。
障がい者、障がい児の福祉につきましては、「第6期障がい計画」「第2期障がい児童福祉計画」の両計画に基づき、それぞれの人格や個性を尊重した福祉サービス提供のための施策、体制づくりを図ってまいります。
高齢者福祉では、「第8期介護保険事業計画」は最終年となります。住み慣れた地域で介護サービスを受けられるように各種サービスの充実に努め、安定的な事業運営ができるよう、次期計画を策定してまいります。
また、介護予防事業のほか、健康寿命を延ばすことを目的とした認知症予防施策を推進するため、町の認知症サポート医を中心とした予防事業や、地域住民および事業者との協働によるコミュニケーションの場の提供などを進めてまいります。
保健事業では、健活クラブをはじめ、ちょな丸ポイント事業等により、健全な食生活や生活習慣の定着に向けた取り組みを継続してまいります。
また、特定健診、各種がん検診などの受診率の向上および受診後の保健指導、健康相談業務の充実に努めてまいります。
母子保健では、妊娠期から出産・子育て期まで、様々なニーズに即したきめ細かな相談支援の充実を図り、安心して子育てをできる環境づくりに努めてまいります。

(5)「豊かな心をはぐくみ、生きる力を学べるまち」
学校教育の基本方針として、学校・家庭・地域・行政が連携・協力し、子どもたちの『生きる力』を育みます。また、一人一人が故郷を誇り、共に学び生きる町を目指します。
学校給食では、引き続き給食費の無償化に取り組み、保護者の教育費負担の軽減を図るとともに、安全・安心な給食を安定的かつ継続的に提供するため、給食調理業務の委託を行ってまいります。
生涯学習の推進では、幅広い年代の方々が共に学び楽しめる教室や講座、将来を担う青少年を育む支援事業を実施してまいります。
また、生涯学習の拠点である中央公民館の整備については、本町の将来を見据えたまちづくりにおいても重要な場所となるよう、施設の複合化を視野に入れながら検討してまいります。

(6)「安心・安全に暮らせる町民との協働によるまち」
災害に強いまちづくりを推進するため、「国土強靭化地域合同計画」や「地域防災計画」に基づき、町民の生命・財産などの安心・安全に努めてまいります。
また、災害時における地域防災の要となる自主防災組織については、地域住民の協力を得ながら、組織の設立促進を図ってまいります。
水害対策についても、水防災意識の再構築と『一宮川流域治水協議会』で掲げる、流域全体で水害を軽減させる流域治水に取り組んでまいります。
協働の推進では、町民の団体等が主体的に取り組む地域活性化事業や町のPR事業に対し、まちづくり町民提案事業補助金による支援を行い、長南町をより良いまちにしたいと願う町民の皆さまと町が、互いに連携協力できる関係づくりを推進してまいります。
最後に、長南町のまちづくり全般について、5年後、10年後のまちづくりのイメージを誰にでもわかりやすく示し、町民と行政の協働によるまちづくりをより一層推進するため、長南町第5次総合計画に基づく「まちづくり計画図」を作成し、長南町の将来のイメージを町民の皆さまと共有しながら“ふるさと長南の再生”に全力を尽くしてまいります。

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