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【特集】おとなも子ども達もみんなを笑顔に…

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千葉県長南町

ライラノモリは、長南町と都内に2拠点居住をしている渡辺雅之さん(水沼)が制作し、2年前に石垣島から移住してきた木原徹さん・千賀子さん(水沼)がモデルになり、一般社団法人地湧の杜(蔵持)が発行しました。
今月号では、そんな精霊の話『ライラノモリ』を紹介します!

◆精霊の話を多くの方に…
精霊の話を作ろうと思ったのは、2011年に起きた東日本大震災のとき、被災され、お風呂にも入ることがままならないといった方々に、ボランティアの美容師100人くらいが無償でヘアカットなどを行う活動をしていた時、地元の長老の方から精霊の話を聞いたことが1番最初のきっかけですね。
コロナが流行りだした頃に長南町と都内の2拠点居住を始め、在宅勤務になっていたこともあり、コロナ禍のほとんどを長南町で過ごし、地域の皆さんや移住者たちと関わっていく中で、長南町のことがどんどん好きになりました。
近所の小さな子どもや知り合いの子どもたちが、たまに誰もいない森に向かってケラケラと笑っていることが何度もあり、大人には見えない精霊が長南町の子どもたちには見えているんだろうなと思いました。精霊の話は、縄文・弥生時代からあると言われています。町民の皆さんの優しさや温かさに触れ、精霊の話を多くの方々にも知ってほしいと思い、今回制作に取り掛かりました。
対象年齢は1歳からですが、大人も対象になるため、多くの世代の方々にみていただけたら嬉しいです。

「ライラノモリ」を通じて、おとなも子ども達もみんなを笑顔に。そして温もりと優しさを享受できる人間になってほしいという願いを。誠実で優しい人間にしか見ることのできない精霊の物語を1人でも多くの方に感じてほしい。あなたのそばにもきっと精霊は宿っている。
(渡辺雅之)

『ライラノモリ』は町の図書室に寄贈されています。ぜひご覧ください。

◆町の魅力を多くの方に…
移住者の皆さんは、長南町に目的をもって移り住む方がほとんどで、皆さんが町の新しい魅力に気づいてくださることが多いのです。
長南町に元々住んでいる我々は、その魅力になかなか気づくことができず、移住者の皆さんから町の魅力や良いところを聞くことによって、町のすばらしさを再確認することができます。再確認することで、町民の皆さんが町に誇りを持ち、自信につなげていっていただければ嬉しいです。
そして、町民の皆さんと行政との協働によるまちづくりを進めることによって、夢と希望の持てる町にしていければと思っています。

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