〜アリランラーメンで家族を支え、地域を盛り上げる〜
■御園亜由美さん・古市あかねさん姉妹を訪ねました
『らあめん八平』(山内)と『八平の食堂』(長柄町)は、“アリランラーメン”が食べられるお店として、現在では県内外から多くの方が訪れる人気店です。そのお店を下支えしているのが、幼少期から家族が経営するお店を手伝ってきた御園亜由美(みそのあゆみ)さんと古市(ふるいち)あかねさん姉妹です。町外の暮らしを体験した姉妹が感じる長南町の魅力についてインタビューをさせていただきました。
◇〔姉〕御園亜由美さん(『らあめん八平』店長)
両親が長柄のお店で忙しく働いていたので、幼少期は祖父母と過ごす時間がたくさんありました。祖父母は早朝から夜遅くまで製麺をしながら、学校の送り迎えやご飯の支度など私たちのために一生懸命尽くしてくれました。そんな祖父母の姿を見て、子どもの頃から「ラーメン屋を継いで、人に喜ばれる仕事をしたい!」と思うようになりました。
長南町は、里山の緑、青い空、流れ星もたくさん見られて気持ちのいい場所。子どもの頃は山の中で走りまわり川遊びをしていました。いつも近所の人が家族のように温かく見守っていてくれました。都内からのアクセスも良く、住めば都だと思います。遠くから来店されるお客様もたくさんいるので、店内に町の観光パンフレットや文化財マップを置いて、町のPRをしています。
◇〔妹〕古市あかねさん(『八平の食堂』手伝い)
一昨年の冬に大好きだった祖母が亡くなりました。両親が歳を重ねていくのを間近で見て、近くで支えたいと思い、仕事を辞めて長南町に戻り、お店を手伝うことを決めました。
以前は都内でマンションに住み、バスガイドとして働いていました。改めて感じるのは「長南町はやっぱりいいところだ!」ということ。前職を辞める最後の半年は、都内と長南町を行き来していましたが、アクセスもよく、通勤途中でONとOFFが切り替えられ、すごくよかったと思います。
また、長南町は由緒のある神社・仏閣が数多くあり、芝原人形など他にはない歴史・文化が色濃く残る町。もっとPRできたらさらに魅力的になると思います。
「あじした?」など聞き慣れた方言もホッとする言葉。都内で暮らしていた時はなかった、挨拶が頻繁に行き交う人との繋がりの濃さもこの町の魅力だと思います。
■編集後記
あけましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします。
1月号は毎年Uターンインタビューを掲載しています。長南生まれの亜由美さん、あかねさん姉妹から町の魅力を聞いて明るく晴れやかな気持ちになりました。テイクアウト等詳しくはお店へお問い合わせください!(【電話】46-1167)とってもおすすめです♪
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