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食育推進員の今月のレシピ

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千葉県長南町

■食育推進員のおすすめレシピ
◇里芋のしんじょう
お正月メニューを紹介します。

◆今月のレシピ
食材メモ〔里芋〕
▽栄養
里芋はアジアの暑い地域で生まれ、縄文時代から日本にあったといわれています。関東地方の収穫期は秋~冬です。里芋に含まれる主な栄養素は「でんぷん」で、カリウムやカルシウムなどの無機質も含みます。

▽調理上の注意点
えぐ味成分の「ホモゲンチジン酸」は、米のとぎ汁で茹でることで軽減できます。里芋の皮を剥くと手がかゆくなるのは、「シュウ酸カルシウム」によるものです。調理中はビニール手袋をすると良いです。

▽豆知識
里芋の葉柄は「ずいき」と呼ばれ、食用とされます。えぐ味が非常に強いため、必ず下茹でをして皮を剥きましょう。

◆レシピ調理のポイント
里芋はよく冷ましてから、揚げることで、破裂しにくくなります。

◆材料(4人分)
▽しんじょう
里芋…300g(皮を剥いて)
むき海老…20g
ぎんなん…10粒(パック、缶詰等)
卵白…1/2個分
片栗粉…大さじ1
塩…ひとつまみ

▽あん
出汁…350cc
薄口しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
塩…小さじ1/2
片栗粉…大さじ1

◆作り方
(1)里芋の皮を剥き、やわらかくなるまで茹でる。マッシャーやスプーンでつぶす。
(2)むき海老は湯がいて粗くみじん切りにする。
(3)(1)、(2)とぎんなん、卵白、片栗粉、塩をボウルに入れ、よく混ぜる。4等分にして丸める。
(4)180℃の油で3〜4分程度揚げる。
(5)あんの調味料を鍋に入れ、かきまぜながら火にかける。中火でゆっくりと温め、沸騰させる。
(6)(4)と(5)を盛り付ける。
(7)お好みでゆず、三つ葉、ゆり根をちらす。

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