■「蓮の花と雅楽を楽しむ会」蓮の香りに包まれ地域交流も
「蓮の花と雅楽を楽しむ会」が7月14日、本台青年館で開催されました。当初、蓮田の中で開催予定でしたが雨のため青年館での開催となりました。蓮の花は早朝に花が開き、昼前に閉じます。その時刻に合わせ、朝6時に近隣から約80名が参加し、一宮に拠点を置く玉前雅楽会が雅楽を演奏しました。雅楽の演奏が響く会場で、ゆったりと音色を楽しむ様子が見られました。曲の合間には、雅楽会代表の松井さんより雅楽の概要や楽器の紹介がされました。演奏後は、蓮の花茶が振る舞われました。七十二候でこの時期は「蓮始開(はすはじめてひらく)」。この季節でしか味わえない感動を分かち合い、この町に“今ある豊かさ”を改めて感じました。
会を主催した「蓮田から生まれる豊かなくらしの会」代表で蓮農家の細田美紀さんは、「高齢化や重労働で蓮農家が減っている現状がある。しかし自分にとって農は喜び。蓮田にあるものを生かし、喜びや楽しみを伝え、蓮を作る人や興味を持つ人が増えていくとうれしい」と話していました。同会では蓮田に共生している真菰(まこも)を使って、草履作りや真菰馬づくり、蓮染め、蓮根収穫体験などを企画中です。
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