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自治体の皆さまへ

謹んで新春のお祝いを申し上げます 長南町議会議長 松野唱平

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千葉県長南町

町民の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
平素より、町政の発展と議会運営に対して、温かいご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、昨年は、年明け早々の一日に石川県能登地方を震源とする地震が発生し、震度7を観測しました。翌2日には、羽田空港で日本航空旅客機と海上保安庁航空機が衝突炎上するという痛ましい出来事でスタートした年でありました。
いまもなお、被災地で厳しい生活を余儀なくされている方々には一日も早い復興と安心した生活が取り戻せるよう心からお見舞いを申し上げます。
また、夏の平均気温が、1898年の統計開始以降で最も高く、最高気温が35度以上の猛暑日の日数が、全国38地点で最多となり、異例づくめの夏であったようです。気象庁によりますと、この猛暑の主な要因は、フィリピン海の海面水温の上昇や、太平洋高気圧が猛烈に強まったことなど、この夏は異常気象であったとしております。
そして、我が国の政界においても、石破内閣が発足し、新風が舞い上がりました。
昨年の11月13日に東京のNHKホールで開催されました全国町村議会議長全国大会に、石破首相が来賓として祝辞を次のように述べられました。「産官学金労言」これは、産は産業に携わる方、官は役場、学は学校、金は金融、労は労働者、言は、テレビ、新聞、ラジオなどのメディアで、これを全部束ねられているのが町村議会であり、その地方が持てる力を最大限引き出し、もう一度新しい日本をつくっていきたい、と申されました。
町議会といたしましては、国県の施策または交付金の活用方法等、また、政策形成や多様な町民の皆さまの意見の集約と反映、利害の調整等を通じ、意思決定機関および執行機関の監視、評価機関として、その役割を十分に発揮しながら町民の皆さまの福祉向上と町政発展に寄与してまいる所存です。
今年は、本町にとって節目の年を迎えます。
昭和30年2月に、当時の庁南町、豊栄村、東村、西村の4町村が合併し、新たな長南町として発足して以来、70年になります。合併当時の人口は、1万5千人超でありましたが、現在は7千人程にまで減少し、寂しい限りではありますが、本町が、今日の発展を遂げることができましたのも、諸先輩方をはじめとする先人の方々のご努力のたまものであり、心より敬意を表し、感謝を申し上げます。
また、町民憲章では、「豊かな自然と伝統ある郷土を愛し、うるおいとやすらぎに満ちた理想のまちづくりをめざす」と謳われております。
町議会といたしましても、今後も緑に恵まれた本町の自然環境を守り、活かして、先人たちが築き上げた文化や歴史を守り、未来へとつながるまちづくりに取り組んでまいります。
結びに、本年が町民の皆さまにとりまして、幸多き年になりますよう心から祈念いたしまして年頭の挨拶とさせていただきます。

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