長南中学校職場体験レポート

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■～働く大変さを感じる2日間～
11月21日・22日の2日間、長南中学校の2年生が職場体験学習を行いました。郵便局や消防署など、17の事業所に分かれて様々な仕事を体験しました。長南町役場企画財政課では、生徒2名が広報作りを体験しました。今回は、4つの事業所へ取材に行きました。

◆長南保育所
保育所には6人が職場体験に来ていました。私たちが取材に訪れた時は、園児たちは歌を歌ったり、おもちゃで遊んだりしていてとてもかわいい姿を見ることができてよかったです。
職場体験に来ていた生徒になぜ保育所を選んだのかと聞いてみると、「あまり小さい子と接するのは得意ではないのでそれを克服するためにここを選んだ。」と答えてくれました。他の生徒に体験してみて大変なことを聞いてみると「自分から園児にコミュニケーションをとるのが大変。」、「園児に対しての配慮を考えるのが大変。」と言っていました。保育所の先生方にも同じような質問をしたところ、「やはり全部大変。でも子供たちの笑顔を見ることができるからやりがいを感じる。」と話してくれました。この取材では育児の大変さを実感することができました。

◆美容室ひまわり
美容室ひまわりには、2人の生徒が職場体験に来ていました。2人に仕事をして学んだことを聞いてみると、「お客さんとの接し方やマナーが分かったので、将来に生かせそうです。」と答えてくれました。お店の方に、普段気を付けている事を聞いてみると「お客様と楽しく話すこと。」と言っていました。実際にお客さんの髪を切っているところを見ていると、お店の方とお客さんはとても楽しそうに話していました。この取材では、接客の仕方の大切さを学ぶことが出来ました。

◆田中牧場
田中牧場では、2人の生徒が案内してくれました。まず、驚いたのは牛の体重です。1頭で700～800kgあるそうです。頭数にも驚きました。妊娠中の牛が約30頭、子牛が10頭、全部で130頭いるそうです。生徒に話を聞くと、「朝、起きるのは早いし、排泄物の掃除などが大変だけどやりがいを感じて楽しい。」と答えてくれました。また、牧場の方にも話を伺うと「休まずに、大変な思いをしながら牛乳を作っている。だから、食べられるということに感謝してほしい。」と教えてくださいました。この取材を通して食べ物を食べられることは本当に幸せなことで、生産者の皆さんへの感謝の気持ちを忘れてはいけないということを今一度心がけようと思いましたし、食への関心が強くなりました。

◆ちょうなん西小カフェ
ちょうなん西小カフェに行った2人は、エプロンを着てオープン前の準備をしているところでした。仕事内容は主に、皿洗いや接客、テーブル拭きなどをしていたそうです。特に大変だった仕事を聞いてみると、2人揃って「皿洗い!」と言っていました。また、やりがいを感じるときも聞いてみると2人揃って「皿洗い!」と言っていました。1日に何枚ほど洗っているのかを聞いてみると「余裕で100枚は超えている。」と言っていました。働くことの大変さが伝わってきました。

●2日間を終えて…
◇僕は、今回の長南町役場企画財政課での職場体験学習で、働くことの大変さについて学ぶことができました。4つの事業所で働いている方々や体験をしている生徒たちは、それぞれ大変だなと思うことがありました。その中でも、みんなが笑顔を絶やさず、やりがいをもって仕事をしていて僕も将来、みんなを笑顔にできる職に就きたいと思いました。

◇私は、今回の貴重な体験を将来に生かしていこうと思いました。仕事の大変さややりがい、また広報の見やすさやデザインなどの技術について学ぶことができてよかったです。取材のときにカメラを初めて使ったのですが、保育所での撮影のとき、「上から撮ってしまうと、圧迫感を与えるので、同じ目線で撮るといいですよ。」とアドバイスをいただいたので、上手に撮ることができました。皆さんのおかげでいい広報を作ることができました。

2日間、ありがとうございました!