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自治体の皆さまへ

【特集】長南町二十歳のつどい

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千葉県長南町

■代表謝辞
代表 石川隼也
本日は、私たちのために、このような素晴らしい式典を挙行していただき、誠にありがとうございました。
さらには、ご来賓の方々から、お祝いや激励の言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。人生経験豊かな皆さまからのお言葉は、これからの社会人として歩んでいくうえで、大きな道標となることでしょう。
長いようで短かった二十年間を振り返ると、今までに起こった出来事が、次々と頭の中をよぎります。
大きなランドセルを背負い、希望と不安を持って入学した小学校、勉強に部活動に一生懸命に励み、振り返ると楽しかった中学校。そして今、高校を卒業し、大学、専門学校、就職など、私たちはそれぞれの道を歩んでいます。
この二十年間の様々な出来事は私たち一人ひとりの大切な思い出です。
そこには、両親をはじめとする多くの方々の愛情や激励があり、私たちを優しく支えてくれました。
しかし、これからは一人の大人として、自分自身に責任を持ち、それぞれの義務を果たせるよう努力して行きます。
激動する社会の中で歩んで行くことは、決して易しいものではないと思います。私たちの前には、いくつもの問題が立ちはだかるでしょう。
しかし、本日いただいたお言葉を胸に刻み、正しい判断や選択ができるように心がけたいと思います。
私たちは、まだまだ未熟者であり、皆さまには何かとご迷惑をお掛けすることが多いと思いますが、今度ともご指導のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。
以上、二十歳を代表して、お礼とお願いを申し上げ、謝辞とさせていただきます。

■二十歳のメッセージ
代表 鈴木祐菜
令和7年の輝かしい新春を迎え、本日、「二十歳のつどい」の日を迎えられたことを大変うれしく思います。
2004年、2005年生まれの私たちは、保育園や幼稚園の卒園式と、小学校の入学式を控えた3月に東日本大震災が起きた学年です。また、卒業と共に、4校あった小学校が閉校した学年でもあり、中学3年生の秋には、「令和元年の記録的大雨」、受験と卒業式を控えた冬にはコロナ禍に入り、高校入学直後に一斉休校も経験しました。
振り返りますと、人生の節目ごとに大きな出来事が起こり、漠然と「色々と大変だったな」という思いが湧きます。当時まだ幼かった私は、そんな中でも目の前にある楽しいことを見失わず過ごしていたように思います。
20歳を迎えた今、改めて振り返ってみると、自分自身の思い出よりも、その時々を「大人」として過ごした方々への想いが溢れてきます。登下校の見守りや本の読み聞かせのボランティアさん、予防接種や健康診断、医療費の助成など、私たちが成長していく中で本当にたくさんの方々に支えていただきました。都度、言葉にしきれない不安や悲しみ、恐怖を抱えながらも、幼かった私たちを両親のみならず、長南町で一丸となって全身全霊で守り、育んでくださっていたことを、歳を重ねる毎にかみしめております。
私たちの人生は、まだまだ始まったばかりです。未完成な私たちは、これから先、どんな自分にもなれます。どのような自分になるかは、これからの努力次第です。常に前を見て、私たちを守り育んでくださった長南町の存在を心に留め、希望をもって生きていきたいです。
結びに、今日まで私たちを守り育んでくださった家族や先生方、地域のみなさまに、改めて心からの感謝の気持ちをお伝えするとともに、二十歳のメッセージとさせていただきます。
ありがとうございました。

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