■災害時の体調管理
塩田記念病院整形外科部長 石井薫
2019年の台風による風水害、その後新型コロナウイルスの流行と、災害のたびに体調を崩す患者さんが増えました。いずれも外出を控え、室内に長時間座っている生活が原因と考えられました。
今年の夏は災害級ともいえる猛暑の為外出せずに室内で過ごし、体調を崩す患者さんが増えています。一方で気温の下がる朝夕に屋外へ出て散歩を続けている患者さんは体調を維持できています。災害時こそ、体調を崩さないように体を動かす必要があります。避難所では食べて寝るだけではなく、運動やゲームなどの設備が必要なのかもしれません。
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