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自治体の皆さまへ

ながらSDGs(えすでぃーじーず)通信

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千葉県長柄町

■第26回 激甚化・頻発化する災害と企業の役割
長柄町タウンアドバイザー/千葉大学大学院国際学術研究院 田島翔太

今年9月、台風13号の接近に伴う大雨により、長柄町は水害・土砂災害を受けました。
千葉大学からも学生がボランティアに駆けつけました。今後も激甚化・頻発化する災害に対する、防災や減災への対策が課題となっています。
気象庁によると、近年は雨の「量」だけでなく、「降り方」に変化がみられるということです。1日に200ミリ以上の大雨を観測した日数は長期的に増加傾向にあり、「滝のように降る」1時間あたり50ミリ以上の短時間の強い雨の頻度も増加しています。
防災・減災は自治体や市民だけでなく、企業も重要な役割を担っています。なぜなら、企業にとって、激甚化・頻発化する災害は事業を継続する上でのリスクとなるからです。
そこで、SDGsに取り組む企業は、地球温暖化への対策や防災・減災への活動を社会的な投資と捉え、事業へのリスクを減らすと同時に社会課題解決に貢献しようとしています。
このようなことから、長柄町の防災・減災への対策の一つとして、SDGs企業との連携の輪を広げていくことも考えられます。
(参考)国土交通省「国土交通白書2023」、気象庁「気象業務はいま」

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