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自治体の皆さまへ

ながら町議会だより(6)

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千葉県長柄町

■池沢俊雄議員(一問一答方式)
1 自治会からの要望事業の実施はどのような基準で採択されているか、また過去5年間の要望事業の予算額の推移について伺う
答:町長
要望の実施基準は、要望内容を調査した上で内部会議により公共性や緊急性を基に過去の経緯や財源の確保など様々な観点から協議を行い、方針を決定し、書面にて回答している。その後に事業ごとの実施計画等に位置づけを行い、予算の措置が整えば事業実施の運びとなる。
過去5年間の要望書の総数は年間30件から40件であり、うち4割程度が道路や水路などの施設整備に係る内容となっている。
過去5年間の予算額は、案件が維持的な軽微なものから、事業期間が長期にわたる案件など多岐にわたるため、要望全体に対する予算額を示すことは困難だが、道路改良など建設環境課所管の要望による事業予算の概数は、平成30年度が2,600万円、31年度が2,000万円、令和2年度が1,900万円、3年度が500万円、4年度が1,000万円。
産業振興課の農道関係の予算は、平成30年度が600万円、平成31年度が600万円、令和2年度が600万円、3年度が300万円、4年度が270万円である。

問:議員
要望をされたものがどうなっているのか地元の方は関心があるので、方向性が見えた時点で回答いただけないか。

答:企画財政課長
お待たせしている関係者の皆さんには申し訳ない気持ちである。
どこまでできるかということは一旦預からさせていただきたい。

2 県道日吉誉田停車場線の拡幅に係る県当局への要望の経過と今後の方針について、また、広域最終処分場の県道との取付工事及び町道改良工事の年次計画について伺う
答:町長
主要地方道市原茂原線の刑部バイパス事業が完了し、針ヶ谷地先の交差点局部改良にも着手していただいていることから、現在県への要望活動として、日吉誉田停車場線の全線改築事業化を第1順位として要望を行っている。
加えて、県土整備部、長生土木事務所が町に対し行う事業説明の際には、当路線の交通安全事業を主体としつつ、全線改築の重要性を強く要望している。
また、沿線には広域最終処分場も建設されることや、国府里地先以北については地籍調査における登記も終了し、事業費の縮減、事業期間の短縮が図られることから引き続き強く要望していきたい。
広域最終処分場と県道日吉誉田停車場線との取付工事及び町道改良工事の年次計画について、現在、町道の1153号線は、県道に対し交差角35度程度で約7%の勾配で交差していることから、道路構造令に基づき交差角を78度にし、県道から25メートル区間に2.5%の緩勾配区間を設け、おおむねこの区間で県道の縦断勾配に合わせ横断勾配を変化させ擦りつける。道路構成は、車道幅員4メートル、歩道幅員2.5メートルの全幅員9メートルを基準としており、県道から処分場入り口までは車道幅員をプラス1メートルの5メートルとしている。
また、県道交差点の関係や施設場内の計画高さの関係から、4メートルから5メートルの高盛土区間がある。
今後は、広域市町村圏組合環境衛生課が主体となり、施設と合わせて令和8年3月末の完成に向け工事を実施する予定である。
なお、町としては、事業区域外の町道1153号線について、上味庄地区までの間を今後一部組合の負担の下、今年度から測量に着手し、国庫補助事業を活用しながら令和9年度の完成を目標に整備を図っていきたいと考えている。

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