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ながら町議会だより(4)

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千葉県長柄町

■鶴岡喜豊議員(一問一答方式)1.鳥獣被害防止総合対策交付等要綱及び営農組合の意義について
問:議員
(1)鳥獣被害防止交付要綱の電柵設置事業は、自治会からの申請により事業を実施すると聞いたが、鴇谷東部自治会の電柵設置事業の補助金交付と内容を伺います。
(2)鴇谷東部自治会の電柵設置事業の検査の結果・効果について伺います。
(3)営農組合の存在価値・重要性を伺います。

答:町長
(1)鳥獣被害防止施設である電気柵の設置は、農作物への鳥獣被害を防止するための効果的な手段の一つであり、鴇谷東部地区の鳥獣被害防止施設については、令和元年度に国の交付金を活用して整備されました。補助金の交付先ですが、自治会ではなく、町鳥獣被害防止対策協議会に交付されたものであり、延長は約5、500m、設置面積は約13haでございます。
(2)検査につきましては、町鳥獣被害防止対策協議会において柵を購入した時点及び設置後の現地確認の2回行っており、効果については、雑草の管理など、電気柵の充分な性能を発揮できるよう適切な管理がされた条件下においては、かなりの対策効果が出ているものと承知しています。
(3)営農組合は地域の農業者が協力し、農業生産に共同で取り組む、いわゆる集落営農の一形態であり、従事者の高齢化による離農者の農地を借り受けるなど、本町の農地保全の点から欠くことのできない組織であると認識しております。

2.長柄町の普通財産及び水上小学校の跡地について
問:議員
(1)田代地先・鴇谷地先の町有地及び水上小学校の跡地の現況を伺います。
(2)田代地先・鴇谷地先の町有地及び水上小学校の跡地の管理状況を伺います。

答:町長
(1)田代地先については、平成22年に民間企業から約34haの寄付の申し出を受けたものであり、当該地については、千葉県立笠森鶴舞自然公園第3種特別区域に該当し、これまで土地の有効活用のため、平成25年度に当該地の実態調査を実施し、土地の活用方法の検討を行うとともに県に対し自然公園区域からの除外要請なども行いましたが、できない旨の回答を受けたところであります。また、これまで同地に関心を示した事業者から競走馬の練習場やアスレチック施設、ペット霊園など、様々な提案がなされましたが、いずれも自然公園の問題から実現には至らなかったものであります。次に鴇谷地先の普通財産についてですが、当該地は、5筆約4,200平方メートルあり、これまで、事業用地を求める企業等からの候補地の1つとして紹介をさせていただいております。しかしながら、日照状態や道路面との高さの違いなどの理由から未だ契約に至っていない状況でありますが、早期の処分を進めていきたいと考えております。次に旧水上小学校につきましては、この6月の事業者(株式会社ミケン)との面談では、年内中の建物の解体に着手すべく、準備に入った旨の報告を受けており、今後の一定の方向性が示されたところであります。また、面談の中で、大手お菓子メーカーから容器の製造を完全受注し、既存工場の容量では対応出来ないことから、新工場は、ますます必要不可欠であるため、当該地の利用計画を推し進める考えは全く変わらないとの姿勢を伺ったところであり、今後も定期的な協議を重ね引き続き早期建設を求めてまいります。
(2)鴇谷地先の町有地につきましては、年2回の除草作業を委託し、管理を行っております。田代地先につきましては、定期的な除草作業等特に管理は行っておりません。旧水上小学校跡地につきましては、株式会社ミケンの所有地となっておりますので、自社管理をしていただいている状況であります。

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