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自治体の皆さまへ

ながら町議会だより(6)

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千葉県長柄町

■髙橋智恵子議員(一問一答方式)
1.学校における部活動地域移行について
問:議員
(1)小中学校における部活動の現在の活動状況をお聞きしたい。
(2)教師の部活動が公務へ支障をきたすとあるが長柄の現状をお聞きしたい。
(3)部活動における教師の専門性はどうなっているか。
(4)中学校吹奏楽部の地域移行の状況をお聞きしたい。
(5)保護者への周知は行っているか、反応はどうか。
(6)今後の取り組みをお聞きしたい。

答:教育長
(1)小学校では、陸上競技部のみ、4月から6月の陸上競技大会当日までの約2か月間、期間限定で活動しております。活動時間はバスの時間の関係もあり、放課後1時間程度となっております。中学校では、吹奏楽部、卓球部、ソフトテニス部、サッカー部、野球部の5つの部活動が、火曜から金曜日までの4日間、放課後2時間程度、そして、土曜か日曜日のどちらか1日、3時間程度活動しています。
(2)学校部活動が教師に及ぼす影響として、長時間の部活動が、心身への負担などに繋がっていると感じる教師もおります。そこで長柄町でも「部活動の方針」を作成し、「1日の活動時間は長くとも2時間程度とする」「平日に1日以上、週末に1日以上の、少なくとも週当たり2日以上の休養日を設けることを基準とする」ことを示し、校長会等で教職員の働き方改革を進めるよう指導しており、時間外勤務が当たり前のような状況から脱却し、教師の負担軽減につながっております。今後も教育委員会として、公務へ支障をきたさないよう、複数の顧問を配置するなど、教職員に指導することを継続してまいります。
(3)顧問がその競技の経験者でない場合が多いです。その場合、各部の顧問が独自で工夫して、生徒と共に学びながら指導しておりますが、長柄中吹奏楽部のように外部講師に依頼することで、成果をあげている例もあります。
(4)昨年度から長柄中吹奏楽部の休日の部活動は、ゴーシュ音楽院さんの御協力のもと、活動しております。プロの演奏家から直接指導が受けられることで、生徒も保護者も歓迎する声が多いです。さらに、専門性のない教員の負担軽減にもつながっており、教職員にも良い影響を与えております。スタートから1年半が過ぎ、来年度以降の活動について、他の部活動もあわせてどうするか関係機関と協議中です。
(5)現在、小中学校の全教職員への説明を終え、今月中に行われる第2回学校運営協議会で委員の皆様に説明し、協力を依頼します。さらに、保護者と子どもたちに説明をし、アンケートをとり、より多くの意見をいただきたいと考えております。
(6)県の方針に則ると、令和7年度末までに吹奏楽部以外でもう1つの部活動を地域移行へ、さらに令和8年度末までに、可能な限り、残りの全ての部活動の休日地域移行を目指します。そのために、町内で活動している関係団体および保護者との連携協力により、実現を目指してまいります。

■宮坂陽一郎議員(一問一答方式)
1.町内道路の安全面及び景観面での維持管理に関して
問:議員
(1)草が生い茂り歩道が歩けないような状況となり景観も損ねている主要な通学路について「安心安全な町づくりをする、県や国に強いパイプで未来を守る、町民を守る」と町長はスローガンで掲げていらっしゃるので、そのパイプを生かして県にも働きかけていただきたいが考えを伺う。
(2)町民から、要望を挙げても予算がないと言われることが多々あるとの声があるが、町内道路の維持管理に関する対策要望箇所に対する対策実施箇所のギャップについて伺う。
(3)「いろんな情報をオープンにしていく」という町長の大方針があるが、道路の維持管理に関する作業・工事の対象箇所情報とスケジュールをオープンにしない理由を伺う。
(4)町内で発生した交通事故のデータを町ではどのように管理されているのか。町内で起こっている事故は詳細まで把握する必要があると思うが状況を伺う。又、例えば通学路に関して通学時間帯速度制限や進入禁止にするなど、公安委員会に要望を出しているのか伺う。

答:町長
道路管理者として、町が管理する道路が常に良好な状態を保ち、交通の安全かつ円滑化を図れるよう引続き努めております。

答:建設環境課長
(1)道路のパトロールについては、道路が常に良好な状態が保てるよう、道路の異常や不法行為、交通に支障となるものを発見するために実施するものであり、現在町が管理する法定道路計約350kmを主にパトロールを実施すべき路線としている。台風や地震等の異常気象により交通に支障をきたす恐れがある際はパトロールを実施し、日常の業務中も町道を利用する際は注視しているが、作業の根拠となる要綱や要領などは設けていない。
(2)令和元年度は、対策要望箇所数87、実施箇所数は39、令和2年度は、対策要望箇所数106、対策実施箇所数63、令和3年度は、対策要望箇所数106、対策実施箇所数47、令和4年度は、対策要望箇所数113、対策実施箇所数53、令和5年度は、対策要望箇所数107、対策実施箇所数43。対策要望箇所数及び対策実施箇所数は紙面に残しているものである。対策実施箇所数は、建設環境課において発注した業務や工事及び職員が現地で対応したものの数であり、対策実施箇所以外の対策要望箇所については、精査の結果、千葉県等の他の団体が実施すべき案件や、協議の結果、自治会や土地所有者に対し改めてご依頼をしたもの、経過観察とさせていただいた案件などがある。予算がない場合は補正予算もしくは次年度予算という形で対応している。
(3)年間で100件前後の作業や工事の依頼があり、出来る限り速やかに対応し、時間を要す場合などはご依頼者様に対しご連絡しご理解いただきながら対応している。また、依頼のあった件についてのお問合せは毎年数件あるが、公表していないことでのご指摘をいただいたことはない。従って、作業の内容や工事箇所の情報、そのスケジュールを改めて公表する考えはない。
(4)事故は警察が日常管理をしているため、町では承知していない。道路の改良などの際は県から指示がある事もある。要望書については、承知していない。

2.本会議等における質疑応答結果のフォローに関して対応状況をホームページで公開について
問:議員
実施時期を伺いたい。また、何年前まで遡って質疑応答結果の対応状況を公開するのか、その理由も含めて伺いたい。

答:町長
質疑応答結果のフォローにつきましては、前回6月に答弁したとおり、役場内グループウェアで管理、共有する方向で今進めております。それをどのように「見える化」するかにつきましては、今後の課題として検討してまいります。

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