◆Vol.6 早稲田大学の学生さんが〜森林整備に〜やって来た〜♪
みなさま、こんにちは!
地域おこし協力隊の武田史子(たけだしこ)です。
9月の、とある猛暑日。
長柄町徳増の、荒廃して放置された林の中に、ヘルメットをかぶったアヤシイ一団が…!?
増えすぎた太い竹を伐り倒し、肩にかついで、次から次に運び出している模様。
彼らの正体は、なんと!早稲田大学の学生さん。
環境サークル「環境ロドリゲス」の1年生6名、2年生6名の総勢12名。
1泊2日の合宿として交流センターに泊まりながら、長柄町で活動するNPO法人ふるさとネッツさんの指導のもと、荒れた里山の整備を行っているんですって。
翌日は、長柄町大津倉に移動。
家の裏山にあたる斜面を覆い尽くす、大量の雑木や蔓などをノコ片手にガンガン刈り取り、みるみるうちに現場はスッキリ!
高齢化や人手不足で、放置された里山が荒れていく中、若い力に入ってもらえるのは本当にありがたいですね。
でも、どうしてこんな暑い中わざわざ、キツい作業をするため長柄町へ??
素朴な疑問を、みなさんにぶつけてみました!
リーダーで大学2年生の森澤ななみさん言わく、長柄町での活動は、「環境ロドリゲス」サークル内の7つの企画の1つ、里山の環境問題に取り組む「やまなび」チームが参加。
これは、チームにおける年2回、1泊2日の大イベントなのだそう。
7年前に、長柄町役場前のバス待合所建設のボランティアに参加して以来代々引き継ぎながら、長柄町に通って来てくれています。
今回初参加、大学2年の酒井大毅さんは、想像していたより暑い!(汗)
でも、普段触れることが少ない自然の中で体を動かしたり、普段使わない道具を使う「非日常」体験が楽しい。しかも、それが誰かの役に立つことが嬉しいそう。
1年生の田中遥さん・藤原美希さんも、伐採した竹運びに草刈りにと、力仕事に大奮闘。
チームみんなで協力し、来た後きれいになった達成感を味わえて、「楽しい!」とのこと。
作業の昼食は、伐採した竹を自分たちで切って作った「流しそうめん」。器もお箸も手作りです!
…あ、ちなみに、買ってきたはずのお箸が行方不明→急遽、お箸もナタで割って作ることに(笑)。
そんなハプニングこそ、非日常!みんなとっても楽しそうでした!
今回、みんなが口をそろえていたのは「労働後の流しそうめんが最高!」「みんなと泊まって交流できる貴重な機会」「また来たい!」。
大学時代の、仲間たちとの貴重な体験として、里山の環境整備を楽しんでくれている様子が印象的でした。
今後も引き続き、年2回、長柄町で活動を行っていくとのこと。
町のみなさま、ぜひ見かけたら、お声がけよろしくお願いします!
問い合わせ先:産業振興課農林振興係
【電話】35–4447
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