◆長柄町タウンアドバイザー 千葉大学大学院国際学術研究院 田島翔太
第36回長柄農林商工まつりにおいて、千葉大生が考案した長柄町の魅力を伝える「クイズ!ながらを知りながら」を開催しました。授業の一環として、「長柄町の魅力をより多くの人に伝えること」をテーマに、5名の学生が長柄町を何度も訪れ、企画を練ったものです。クイズは、パンフレット、広報誌などから学生が問題を考え、「ふつう」「むずかしい」に分けて10問ずつ出題しました。回答してアンケートに答えると、学生デザインの特製ステッカーをプレゼントしました。回答人数(≒参加者数)は99名でした。
以下に、アンケート結果の要約を報告します。
・参加者は10代32%、20代2%、30代12%と若年層が半数近くを占めており、若者が楽しめるコンテンツが提供できました。
・参加者は町内・町外でほぼ半数ずつで、町外は茂原市、市原市、千葉市の順で多く、八街市、多古町、木更津市、東金市などからの参加もありました。
・農林商工まつりの訪問回数は4回以上が43%もおり、リピーターが多いことがわかりました。初めてという人も22%いました。
・クイズは66%の人が難しいと答えていました。全問正解は殆どいませんでした。
・「クイズで長柄町の魅力を再発見できたか」という問いには、90%が「ある程度できた」「できた」と答えてくれて、長柄町の魅力を伝える目的が達成できました。
・自由意見では「子供と楽しめて面白かった」「初めての土地について考えられる良い機会だった」といった声がありました。
・当日活用した「エコキャビン(広報ながら2023年9月号掲載)」の認知度についても聞いたところ、45%が利用した、見て知っていた、広報誌で知っていたと回答しました。
このように、千葉大生が若者の視点で考案したことで、農林商工まつりにおいて若年層も楽しめ、かつ、長柄町の魅力を再発見できる新たな企画ができました。企画にあたりご協力くださった皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
問い合わせ先:企画財政課企画広報統計係
【電話】35–2110
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