■顔の症状(顔の痛み、顔がぴくぴく動く)で困っている方へ
塩田記念病院 名誉院長 脳神経外科部長 青柳傑
病状経過、現在の状況を詳しくお聞きし、MRI検査で診断し、治療方法についてご提案します。
顔面、特に頬部、下顎の数秒から2-3分に及ぶ堪え難い痛みが出現し、歯磨きや食事、洗顔により誘発され、食事が満足にとれなくなります。
三叉神経痛の可能性があります。
MRI検査により診断し、お薬をまず使用します。お薬が効きにくい、あるいは、副作用が出たりした場合は、手術で三叉神経の根元を圧迫している血管を離して移動することで治ります。
片側の眼瞼周囲のぴくつきに始まり、ひどくなると顔の下半分もけいれんし、瞼も十分に開かなくなります。
片側顔面けいれんです。人と会って話をしたりする時に強くでる傾向がありますので、仕事で大変困ります。また、瞼がけいれんのために開かないので、車を運転するときに大変困ります。
MRI検査により診断し、治療法についてご提案します。お薬はなかなか効きにくく、ボトックス注射(3-6ヶ月有効)、あるいは、全身麻酔が可能であれば、手術で顔面神経の根元を圧迫している血管を離して移動することで治ります。
問合せ:医療法人塩田記念病院
【電話】35-0099
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