■第31回「特産品の発表とアンケート調査」
長柄町タウンアドバイザー 千葉大学大学院国際学術研究院 田島 翔太
長柄町の主幹産業である農業は、安定的な食糧供給による「目標2.飢餓をゼロに」の達成や、地域の雇用の維持による「目標8.働きがいも経済成長も」の達成に貢献します
そこで昨年度、千葉大学では、長柄町のお米や野菜の魅力を多くの人に知ってもらい、長柄町の持続可能な農業に貢献することをテーマに、農家さんへのインタビューや道の駅でのヒアリングを実施してきました。
2024年2月〜3月に千葉大学の学生が「道の駅ながら」にておこなったアンケート調査では、(1)属性、(2)訪問頻度、(3)訪問目的、(4)購入商品、(5)普段よく購入する商品、(6)今後の取扱い希望、(7)イベント時の食品の購入場所、(8)長柄町の印象、(9)特産品への意見を聞きました。
アンケートは104名の回答があり、回答者のおよそ8割が町外の方でした。回答者の半数以上が月に1回以上道の駅を訪れていること、ほとんどの来訪者が野菜・果物を購入し、次いで惣菜・甘味、切り花、きのこ類が多かったこと、甘味(アイス等)や地元産の菓子の購入ニーズがあることなどが分かりました。
「長柄町のお米は美味しい」「野菜がいつも新鮮」といった声も多くありました。今後、収集した意見を皆様に共有し、持続可能な農業について一緒に考える機会をつくりたいと考えています。
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