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自治体の皆さまへ

ながら町議会だより(6)

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千葉県長柄町

■神﨑清美議員(一問一答方式)
1.長柄町における災害への備えについて
問:議員
災害で避難所に行くまで水に行く手を阻まれて、足止めされた例がある。新たな避難所の設置、対策について伺う。
答:町長
指定避難所は、地域防災計画において地域的なバランスを考慮して、箇所指定している。水害時に備え、普段から避難所までの経路を複数確認するとともに、車を使用せずに徒歩での安全な経路を使い指定避難所までに早めに避難していただくことが、大切である。
問:議員
高齢者、独居の方で移動手段を持たない方に対して介助者、誘導者などの支援者を定められているのか伺いたい。
答:町長
本町では災害時要援護者登録制度を基に、自治会長や民生委員等の協力のもと災害時要援護者台帳を作成しており、令和6年1月1日現在で95名の登録がある。
問:議員
避難所等の災害備蓄は全町民に対してどの程度持ちこたえることができるのか併せて現時点の備蓄状況を伺いたい。また、食糧、飲料水の消費期限など入替の際の処分方法を伺いたい。
答:町長
千葉県緊急物資等の備蓄計画に準じ、備蓄目標を町民の約3割、3日分を目安に備蓄量の確保に努めている。備蓄品の入替についてはリスト管理を行うとともに期間に余裕を持ち入替を実施している。
処分の方法は廃棄せず、フードロスの観点から社会福祉協議会で取り組んでいる※2フードバンクへの提供や各小中学校へ配布し、防災意識の高揚のための啓発活動の一助となるよう努めている。
問:議員
能登半島クラスの地震が発生した場合、仮設住宅を建設する必要があると思われるが、建設場所の候補地など検討されているか伺う。
答:町長
応急仮設住宅を建設する場合の候補予定地は、金谷農村公園と桜谷多目的広場となっている。被害の状況や応急仮設住宅の需要に応じ、追加が必要となる場合は、公有地や私有地の借用を検討する。

※2フードバンクとは
企業や個人から食品を回収し、必要とする方へ提供する取り組みです。企業や個人の方々は、食品を提供することで食品ロス削減・社会貢献の推進に繋がり、食品確保が困難な方々は、食品提供を受けることで生活改善に繋がるという新しい食のリサイクルの形です。

■あなたも議会を傍聴しませんか
議会本会議の会議録を長柄町ホームページにて公開していますので、是非ご覧ください。
町民の皆様方のご意見、ご要望等ありましたら議会事務局までご連絡いただければ幸いです。
(次回定例会は6月18日(火)からの予定です。)

問い合わせ先:議会事務局
【電話】35–2438

■予算常任委員会
・令和6年度予算が可決されました
3月7日、8日に開催された予算常任委員会で第1回定例会により付託された「令和6年度予算審査」を行い、18日の本会議にて総務事業並びに住民教育所管の予算を可決しました。また、各常任委員会での主な質疑応答は以下のとおりです。


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