地域おこし協力隊 しこつーしん

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◆Vol.2　セルフビルドでログハウス建てた件!
みなさま、こんにちは!5月から地域おこし協力隊に着任した武田史子(たけだしこ)です。
林業に関わりながら、町を元気に、ちょっとでも役立つ情報を発信していきます。
連載2回目は、林業に関心を持ち、地域おこし協力隊に参加するきっかけとなった、「セルフビルド」活動についてご紹介させてください!

「セルフビルド」とは、すごく簡単に言うと「自分の家を自分で建てる」こと。私が携わったのは、家をつくるための「木」から自分で伐って、柱や梁などに加工し、組み上げて、外装や内装までつくる「丸4年」に渡る大大大プロジェクト。
2023年10月、徳増に完成したログハウスがこちら!なかなか、おしゃれでしょ!?
今後は、移住に興味がある方に向けた、お試し居住の滞在先として活用していく方針です。

なぜ長柄町で、セルフビルドでログハウスを作ることになったのか?をお話ししますね。
2019年10月、長柄町では台風などによる記録的大雨で、杉の木が倒れて電線を寸断し、大規模な停電を起こすなど、大きな被害を受けていました。荒廃した杉林を放置することで、暮らしにも悪影響を及ぼすんだ…と実感。
そこで、荒廃した杉林を有効活用し、家を建てることで、林業や地域の活性化に繋げたい!という想いから、NPO法人ふるさとネッツと生活情報メディア「ヨムーノ」がタッグを組み、「女子がゼロから家づくり@千葉県長柄町」プロジェクトを発足!
DIY初心者の女性インフルエンサー4名を中心にチームを結成しました。

私自身も、学生時代の技術の成績は「2」。不器用で、工具など触れたこともない私が、初回からいきなりチェーンソーで玉切り!?
日常で味わえない緊張感の中で全集中する体験が、いつしか心地よい爽快感に!最初は、重さに振り回され、キックバックして冷や汗をかき(泣)。…でしたが、生来の負けず嫌いも発動!3年間は毎週末欠かさず、東京から長柄町に通うほどのめり込みました。

どんどん形になっていく家、上達していくメンバーの勇姿、周囲の応援や注目などをモチベーションに、チームで完走!4年に及んだセルフビルドの感想は…「あー、楽しかった(笑)!」。
初心者でも本気でやればできるし、楽しければ仲間も増える。この伝説がこれで終わるのはもったいない!というわけで、これから伝説の続き=長柄町や林業が抱える課題を「楽しく」解消できる方法を見つけていきたい!と思っています。

問い合わせ先：産業振興課　農林振興係　
【電話】35–4447