■鶴岡喜豊議員(一問一答方式)
1.副町長の町政に対する姿勢について
問:議員
(1)副町長の所信を伺う。
(2)空き家バンク・住宅新築・住宅リフォームの補助金要綱を副町長は、どのように考えるか伺う。
(3)4月号広報に掲載されている住宅新築の補助金の対象者について伺う。
答:副町長
(1)『去る令和6年第1回長柄町議会定例会におきまして、議員の皆様からの同意を頂き、副町長を拝命することになりました。目指す町の姿の実現に向け、常に時代の先を見据えた未来志向で、新たな施策推進はもちろんのこと、住民ニーズの先にあるもの、時代の先にあるものをしっかりと捉え、さらなる変革に力を注ぎ、月岡町長の目指す「町の変化を実感できるまちづくり」を全職員と共有し、しっかりとお支えしてまいります。』
(2)住宅新築補助では移住・定住の促進に加え、地域経済の活性化を図ること、住宅リフォーム補助では住み慣れた町での定住促進に向け住環境の整備への支援と町経済の活性化、空き家バンク登録促進事業補助金は、年々増加傾向にある本町の空き家の有効対策を主眼とし、空き家の入居者やその所有者の利活用を促す制度となっている。議員お尋ねの各制度との比較による経済的均衡については、さきの定例会での執行部答弁にあったように、本補助制度の成果などの推移を検証した中で、より適切な効果が得られるよう取り組んでいくものと承知している。
答:町長
交付要件として、自己の居住の用に供するために町内に新たに建築された住宅が条件とされており、自らが登記名義人となり、居住するために住宅を新築することになる。
2.各種の委員会・協議会及び介護保険について
問:議員
(1)介護保険運営協議会の学識経験者に選任されている学問的知識・業績等の基準を伺う。
(2)介護保険運営協議会のあり方を伺う。
(3)各種委員会・協議会に議員の委嘱はやめた方がよいと考えるが、執行部は検討したのか、結果はどうあったか伺う。
答:町長
(1)介護保険運営協議会委員の組織については、協議会設置要綱第3条に基づき委嘱することと定めており、医療・保険・福祉分野の関係者及び学識経験者により組織することとし、その学識経験者についての明確な選考基準は無い。
(2)協議会設置の目的は、町の介護保険事業に関する事項のうち、町長の諮問事項について審議するための協議会であり、その主なものとして、介護保険法に基づく介護保険事業計画の策定に関する事項等が挙げられる。
(3)議会でのご質問、ご意見を受け、それぞれの課において所管する委員会等の委員の任期満了などの機会を捉えて、それぞれにおいて検討することと、その後の管理職会議において共有した。事実上保留となっており、結果として、改めて議員を除いた形に変更したものは、この1年半では無い。
3.災害時の給水拠点の確保について
問:議員
日吉地区・水上地区の把握している水源の場所・給水拠点を伺う。
答:町長
地震発生直後は各家庭や町が貯蓄するペットボトルの飲料水で対応するものとし、それ以降は、町が調達した飲料水や公共施設の水道開放、給水活動により対応するものと考えており、それらを補完する位置づけとして、公共施設の受水槽や井戸水・湧水(湧き水)の供給協力に関する協定を結ぶ町内の個人宅内水源が挙げられる。
受水槽保有公共施設は、日吉・水上地区に多く、役場庁舎、日吉小学校、こども園、給食センター、公民館となる。
個人の宅内水源は、日吉地区で3軒、水上地区で3軒の計6軒となっている。
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