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自治体の皆さまへ

ながら町議会だより(7)

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千葉県長柄町

■宮坂陽一郎議員(一問一答方式)
1.本会議等における質疑応答結果のフォロー内容に関して、ホームページへの記載時期について伺いたい。
問:議員
町長の基本方針の一つ、「行政の透明化」を推進するためにも、六月議会で答弁の進捗状況につきホームページの記載を検討する旨返答いただいたがいつ実施されるか伺いたい。

答:町長
役場内グループウエアで管理、共有する方向で進めており、議会での発言の公開は、現在インターネットによる議会の公開をはじめ、議事録も公表しているので、それ以上のものは考えていない。

議員
大変残念。後退したと認識した。町民の知る権利を守っていただきたい。

2.旧水上小学校の売買契約の履行状況について
問:議員
売買契約が履行されるのか、5年の事業継続というのが守れないというのははっきりしているので、既に契約を改定されているのかどうかも含めて伺いたい。

答:町長
同地における株式会社ミケンの工場立地は、現在、校舎の解体が完了し来年秋頃から建築工事に着手、およそ1年後の令和8年夏の創業開始を目途に進めていると伺っている。なお、顧問弁護士に確認し、2031年までは買い戻し特約権が有効であると認識している。

3.台風などの災害に対する対策に関して
問:議員
近隣のいすみ市では公共施設に通じる高圧線を中心に危険個所を確認し、既に60ヵ所の予防伐採を実施し、結果関係各所の停電が激減した。長柄町では予防伐採について、必要箇所や本数の確認はどこまで進んでいるか伺いたい。

答:町長
町では国の補助メニューを活用した予防伐採などの事業の検討に入ったところ。今年度は1ヵ所の事業着手に向けて現在調整中である。
この事業は、新規事業であり、地元住民や土地所有者との協力関係構築が大変重要。町としては、事業の目的や効果を十分説明し、理解と協力を得ることで事業進捗を図ってまいりたい。

問:議員
高齢者や、避難時に支援を必要とする方の避難指示は、区別して早目に出すことが重要と考えるが、発令のタイミングについて伺いたい。

答:町長
本町の高齢者等避難指示の発令基準は、土砂災害警戒情報が発令されたとき、1時間当たり60mm以上の降雨が予測される場合、水上川の水位状況が氾濫注意水位高24・85mを超え、かつ急激に上昇する恐れがあるとき、大雨警報(土砂災害)の発令及び気象庁土砂キキクルが警戒となったときとしており、本町では、前述の気象状況を分析しつつ、他の自治体との情報共有や連携強化を図る中で、疑わしいときは行動せよ、最悪の事態を想定し行動せよ、空振りは許されるが見逃しは許されないという危機管理に関するプロアクティブの原則に基づき、早めの避難指示により住民の安全を図っている。

議員
キキクルに土壌雨量指数をベースにしたアラートがあり、前述に該当する方々には初期のアラートで情報共有するなど、検討していただきたい。

問:議員
水害発生時の救助体制に関して、現状ではライフジャケットとロープしかない。ゴムボートの準備や訓練状況を伺いたい。

答:町長・総務課長
役場で災害発生の情報を得次第、消防や警察等関係機関へ出動要請を行い、場合によっては、自衛隊に派遣要請を行う。
行政は、現場の状況を把握し、関係機関が必要とする情報を提供するとともに、その活動が円滑に行われるよう、総合調整など迅速にサポートすることが求められているものと認識をしている。第八支団の方々には水の中に入って救助をするようなことはお願いしておらず、今後もするつもりは今のところない。

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