■髙橋智恵子議員(一問一答方式)
1.長柄町の子育てについて
問:議員
町長の公約の一つに「更なる子育てしやすい町を目指す」と掲げてありますが、現在の長柄町の子育て支援について伺いたい。
答:町長
本町では、これまでの18歳までの医療費無償化はもとより、令和4年12月からこども園・町立の小中学校の給食の無償化、令和5年度から出生時から中学校入学時までの節目に支給する子育て支援金の交付を実施し、子育て世代の経済的負担の軽減を図り、子育てしやすい町を実感できるよう取り組んでいるところであり、こども園や学童保育の環境整備を実施、利用される町民の利便性の向上に努めるとともに、来年度に開設を予定しているこども家庭センターでの相談業務などの充実にも引き続き力を入れてまいりたい。
問:議員
現在の子育て環境については、どの様に考えるか伺いたい。
答:町長
本町の子育て環境は他の自治体に引けを取らないものと自負しており、その上で、子供たちの育ちの環境整備にこれでよいというゴールはないという認識の下、引き続き保護者等のご意見を伺いながら、しっかりと進めたい。
問:議員
今後、取り組みたい施策があるか伺いたい。
答:町長
来年度はこども家庭センターを発足させ、子どもに関する保健と福祉の窓口を一体化し、出産や子育て上の悩みなど、お子さん・保護者に寄り添った支援ができる体制を整えていきたい。
また、近隣市町村に先駆けて来年度、5歳児健診の実施を予定し、就学前の発達や健康上の課題を早期に発見し、就学後の児童の特性に合った学校生活を送れるよう努めてまいりたい。
2.食育の推進について
問:議員
学校における食育指導の現状を伺いたい。
答:教育長
各学校では、食に関する指導全体計画を作成し、食べ物の働きや栄養についての理解を深め、望ましい食習慣を身につけることなど、実践できることを目標とし、教科等の時間、給食の時間、そして個別的な相談指導を通して食に関する指導が計画的・組織的に行われている。
問:議員
学校給食の献立について心掛けている事を伺いたい。
答:教育長
衛生的で安全な食材を使用し、施設設備や時間、調理能力に応じた献立作成を基本に学校給食摂取基準や長柄産の旬の食材をできるだけ利用すること、食文化を大切にし、ひな祭りや七夕など行事食の提供を積極的に取り入れることなど考慮して献立作成を行っている。
問:議員
給食に充てられる時間と様子について伺いたい。
答:教育長
準備に15分、食事に20分、後片づけに10分、合わせて45分間を給食の時間としている。
問:議員
給食における小1の壁に対する配慮はしているか伺いたい。
答:教育長
入学してから1か月間は6年生が1年生の教室へ行き、慣れるまで給食の準備・配膳・後片づけ等の仕方について教えており、年上の児童からのサポートを受けながら交流も深まり、給食について自分たちで配膳ができるようになり、徐々に集団生活に慣れていき、充実した学校生活が送れるようになっている。
問:議員
物価高騰に伴い、安心な食材の確保は大丈夫か伺いたい。
答:教育長
学校給食で使用する給食食材は国産を基本とし、地場産物の食材をできるだけ使用するように努めており、食材は、長柄町給食運営委員会で選定された給食納入業者から納入している。
材料費や光熱水費の高騰に伴い、次年度予算にそれらを盛り込んだ増額を要望しており、今後も安心、安全な食材を納入できるように努めたい。
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