今回紹介するのは、農家の有本互朗さん(薮塚)です。
有本さんは、都内でアパレルの仕事をしていましたが、農業がしたいと思い、長生村に約2年前に移住しました。
農業を始めてから、収穫までの過程で不安を感じることもあったそうです。実際に作物が実を結ぶのか、どうやって販路を確保するかなど、悩みがあったといいます。しかし、持ち前のコミュニケーション能力、わからないことは徹底的に聞く、という姿勢で、多くの人からのアドバイスを受けて学び、次第に収穫量を増やせるようになりました。
現在、有本さんはネギ、落花生、かぼちゃ、さつまいもなど、さまざまな野菜を栽培しています。
農業は天候に左右され、大変な仕事ですが、子どもたちが収穫体験で、楽しそうにしている姿を見るのが有本さんにとっての喜びだそうです。
今後の目標として、有本さんは「都内から人を呼び込み、収穫体験を通じて村の自然と触れ合ってもらいたいと考えています。農業の人口が減少している中で、農業の楽しさを伝え、みんなが楽しめる環境をつくるのが夢です」と語っていました。
■Belle Ferme(ベルフェルム)
有本さんが営む農園。フランス語で、「きれいな農園」という意味。看板がOpenとなっている日は採れたて野菜の購入、収穫体験ができます。
Belle Fermeでは、11月に芋掘りを予定しています。詳しくはInstagramをご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>