骨粗鬆症とは、骨量が減って骨折しやすくなる病気です。自覚症状がないため、自分では気が付きにくい病気です。
■原因
加齢、閉経によるホルモンバランスの変化、生活習慣が主な原因です。
▽気を付けたい生活習慣
たばこ:喫煙は骨密度の低下を進める原因になります。
お酒:過度なアルコール摂取は肝機能を低下させます。肝機能が低下するとビタミンDの活性化が妨げられます。
■予防のために
(1)栄養
カルシウムだけでは体に吸収されにくいため、「カルシウム」「ビタミンD」「ビタミンB群」「ビタミンK」「たんぱく質」をバランスよく摂取することが大切です。
(2)日光
日光を浴びることで摂取したビタミンDが活性化され、腸からカルシウムの吸収を高めて、骨密度を増加させます。日光浴の目安は、夏場は日影で30分・冬場は1時間程度です。
(3)運動
骨に刺激が加わる運動が良いとされています。
ウォーキングやジョギング、エアロビクスが効果的です。日常生活でも階段昇降やウォーキングを習慣化する等、無理のない範囲で運動量を増やしましょう。
担当 斉藤
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