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【むらびとひろば】村長日記(61)

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千葉県長生村

長生村長 小髙陽一

7月6・7日、富山県入善町(にゅうぜんまち)で行われた、全国町村下水道推進大会に出席しました。
今回の主な目的は、住宅が点在するため、費用対効果が低い現状対策と、本村も導入した公営企業会計による下水道事業会計の改善を目指すためです。
全国から129人の町村長、担当職員が、国土交通省の松原下水道部長や総務省の村田公営企業室課長補佐による国の方針等の説明に耳を傾けました。
夕刻から行われた意見交換会では、地元の入善町長、栃木県那珂川町長、埼玉県小川町長、千葉県から参加した芝山町長、酒々井町長、そして私で厳しい下水道事業の現状と今後の取組みについて話し合い、有意義な会となりました。
2日目の行政視察では、入善町の自然と立地を生かした事業を見学しました。
1ヵ所目は、カキとサクラマスの畜養殖をしている入善海洋深層水パーク。水深384メートルにある富山湾の海洋深層水を利用し、大型サクラマスのブランド化と増産に成功したそうです。
次に、海岸線から目の前の海上に立つ3基の洋上風力発電施設。今年の秋から稼働し、北陸電力に売電するとのこと。
さて、今回の出張で名刺交換するたびに、「ああ、大変でしたね」と声を掛けられましたが、「よくこれたな」と思われていたかもしれません。
村のイメージダウンは計り知れませんが、村民のために村の信頼回復に全力を注いでまいります。

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